春休みになって孫達がお泊まりで遊びに来た。かねてから彼らに筑波山の奇岩を見せてあげたいと思っていたので,実行に移した。孫3号はピアノのお稽古があるので一足先に息子1号が連れて帰ったから,男孫ばかりとなった。
まずは筑波山神社に登山の安全を祈願した。今回は神社から白雲橋コースをたどりケーブルカーで下山する計画だ。
登り始めはまだまだ元気が良い。
脚の短い孫4号をなだめたりすかしたり,はたまた煽てたりしながら歩を進めさせる。孫2号は山行には慣れているらしくエスコート役をこなす。孫1号はやはり一番体力がありリーダー役だ。
一時間半ほどかけて弁慶茶屋跡に到着した。ここでしばし眺望を楽しんでいるところにロープウェイが通りかかってちょっと興奮気味。
ここから奇岩が連続して現れる。孫1号,2号は弁慶の七戻りや母の胎内くぐりに興じた。登山が面白くなってきた,と言い出すくらい。
出船入り船,裏面大黒,大仏岩などをはしゃぎながら走り回る。
ロープウェイの駅が近くなり,女体山の頂上が見えてくると孫達のテンションはますます上がっていく。
2時間20分かかってようやく女体山頂に到着した。孫1号,2号は三角点にタッチして巨岩に立つ。孫2号はスタスタだが1号はちょっとへっぴり腰だ。
御幸ヶ原のガマ石の口には孫1号は上手に石を投げ入れられたが,2号はついに不成功。小学校での1年の投球動作の経験がものを言ったようだ。
カタクリ花祭りの幟が空しくはためく脇で遅めのお昼を取った。持参のお握りと野菜たっぷりラーメンに舌鼓を打った。
食後の腹ごなしの運動はというと,石舞台での漫才パフォーマンスとチャンバラ。
帰りはケーブルカーに乗って下山した。孫1号と2号の1歳の差はそれほどでも無いが,孫4号の2歳の差はこの時期は体力的には大きい。が,まずは孫4号の甘ったれの性格を何とかした方が好いのでは。爺婆も鍛えておかにゃ。