栃木車連の主催による誰でも参加できる「第12回サイクルスポーツタイムトライアル」が宇都宮競輪場であった。朝の6時に出て8時前に競輪場に到着したらすでに取手サイクルクラブの仲間が3人先着していた。
観戦・待機場所に機材を運び込んだが,陽が当たらない場所でガタガタ震えるほどの寒い場所だった。8時30分に受付が開始された。日本自転車競技連盟の登録者は参加無料(1000円)だったが,競輪事業のバックアップもあってか,テールライト,ボトル,スポーツドリンクの参加記念品を頂戴して恐縮した。
栃木県高校新人戦と共催のイベントだが一般参加者の種目は500mTTと1kmTTだ。そのためバンク試走の時間も細切れに設定され,1kmTTは15時の予定だと知らされた。
一般参加者のトライアルは幼児の500m試走から始まった。永遠のライバルS君の2歳の息子もペダルのない幼児自転車ストライダーでバンクデビューを果たした。NHK宇都宮放送局の格好の題材となっていた。午前中は高校生のケイリンや仲間(Eさん,Koさん,Kuさん,Hさん)の500mTTを観戦・応援して過ごした。
ラーメンの昼食を取ってお腹の虫をなだめて,ウロウロしているうちにスケジュールが前倒しになり1kmTTの出走は2時10分に繰り上がることになった。バンクでの試走は寒そうなので3本ローラーでアップを開始した。しかし午後になっても待機場所には陽が当たらず,20分ほど回してようやくからだが暖まり始める始末だった。
バンクに入り出走順番を待つことになったが,年齢順なのか一番最後の出走である。
そうこうするうちにスターとなった。500mバンクなのでスタートラインから1コーナーまでが長い。大きなカーブの1センターを回りバックに入るまでの感覚は悪くなかった。バックでのスピードは48km/hほどか。
1周回目のホームも順調にこなせた。しかし2周目のバックではすでにゼイゼイハアハアと息が上がり,2センターではスピードメーターは40km/hを指しているではないか。ようやくホームに入ったが長〜い直線の先にラインはまだ見えてこない。40km/hを割り込んでようやくのことにゴールした。
記録は自己ワーストタイムを凌いだが25秒をオーバーしてしまった。しかし,永遠のライバルS君を0.2秒ほど押さえたことで満足するとしようか。それにしても予想の24秒台は甘いか。
遊びの方が忙しくて,今年は2度しかTTを走ることが出来なかった。トレーニング課題は30秒モガキを4セットということは分かっているのだが…