12月 142025
 

この2月にCSCトラック自転車競技大会が伊豆ベロドロームで開催されたばかりなのに,同じ年の師走にIZU VELO トラックカーニバルという大会が開催されることになった。前者の開催者は日本サイクルスポーツセンターだったが後者の開催者は静岡県自転車競技連盟となっている。概要は「Kid’sからマスターズ世代まで,あらゆる年齢層が参加できる…」とあるのでCSCトラック自転車競技大会と変わりはないようだ。

というわけで2025年12月13, 14日に2025 IZU VELO トラックカーニバルに参戦することにした。今回も積雪の心配はないと思うが,早朝の運転が心配なようで,カミさんが同伴してくれることになった。

4時半に茨城の自宅を出発して常磐自動車道〜首都高速〜東名高速道路〜小田原厚木道路〜箱根新道〜伊豆スカイラインを渋滞,積雪,濃霧にも巻き込まれずに7時半に伊豆ベロドロームに到着した。駐車場にはこの時間帯にしては多くの車があった。ドームに入ってみると高校生の姿が多くみられる。なんとかスペースを確保して諸々の支度ができた。事前のエントリーリストによると参加者は111人ということだ。今大会の「MM70-」カテゴリーの参加者は3人で,自分は最高齢だ。とにかく出走さえすれば3位入賞は間違いない。

IZU VELODROME.

受付でゼッケン3をもらってカミさんにウェアに取り付けてもらう。今回は両面テープでも良いと主催者から連絡を受けているので,ウェアに穴を開けてしまう,安全ピンは使わなかった。これでゼッケンとウェアの間の隙間が塞がれて空力特性が良くなり独走のタイムが縮まるはずだ。ところが試走の時に「ゼッケンが剥がれてしまうとペナルティとなるので安全ピンで止めてくれ」と注意された。静岡県自転車競技連盟の伊豆ベロドロームでの大会はJCF(日本自転車競技連盟)の規則を厳密に適用するのは毎度のことだ。その指示とおりに安全ピンで二重にゼッケンを留めた。

最初の種目はスプリントの予選に相当するフライング200mタイムトライアル(F200mTT)だ。自分の出走は5番目だ。ギア比は51 x 15Tの3.40と前回(3.43)よりも少しばかり弱気だ。結果は15秒166で,今回は15秒が切れなかった。時速に換算すると47.47kmだった。100mごとのラップタイムで見ると,0-100mは7.493秒,100-200mは7.672秒であった。後半の失速が今後の課題だな。

 

休憩時間を挟んでの午後の種目は500mタイムトライアルだ。自分の出走は4組目のバックからのスタートだ。500mタイムトライアルの結果は45秒285で,今回は45秒が切れなかった。フライング200mタイムトライアルの15秒166とともにどうやら「5秒の壁」ができてしまったようだ。

ラップタイムを半周(125m)ごとにみると,0-125mラップタイム:16秒072,125-250mラップタイム:10秒050,250-375mラップタイム:9秒586,375-500mラップタイム:9秒577であった。尻上がりにラップが伸びているが,前半の1周回が遅いということなのか。

1日目のレースが終わって表彰式になった。予想に反して500mタイムトライアルはカテゴリー(MM70-)2位だった。

500mTT_podium 1.

スプリントはフライング200mタイムトライアルが3位だったので決勝には進めなかったが予選3位の結果が決勝に適用された。しかし,表彰式はホテルの予約の都合上(夕食時間に間に合いそうもなく)欠席して宿泊ホテルに急いで向かった。天気予報の通りの雨となって暗い夜道をカミさんのナビにも助けながら走った。夕食時刻の15分ほど前に到着したが風呂上がりのビールを楽しむことはできなかった。この大仁温泉ホテルは以前に泊まったことがある。この時は姉夫婦と泊まる予定だったが,当日の姉の自宅での大怪我のために姉夫婦は宿泊をキャンセルしたという苦い体験がある。今晩のメニューはお決まりのバイキング料理であった。カミさんの今日のヘルプに感謝して乾杯した。

大会2日目は2km個人追い抜きに出場するだけだ。お昼頃の出走になるのでのんびりと朝食が取れた。カミさんは食前の朝風呂に行ったが,自分はパスした。朝食のバイキング料理は和食をメインにしたメニューとした。

会場に到着して,前日に換装しておいたDHバーの具合を確かめながら試走をした。レース出走のタイミングを見計らって,クラブ仲間の参加者とお喋りしながらローラーでウォーミングアップをする。

2km個人追い抜きの第2組は対戦相手が欠場したために単走でホームからスタートした。

タイムは3分19秒368(時速36.11km)だった。調べてみると,このタイムは現在までのワースト ワンを記録していた。ワースト ツーもここで記録しているのでよほどバンクとの相性が悪いのだろうか。いやいや,2023年の夏に記録しているので,寄る年波のなせる技だろうか。

 

半周(125m)ごとのラップタイムは,0-125m:18.132″, 125- 250m:11.959″, 250- 375m:11.542″, 375- 500m:11.697″,500-625m:11.732″, 625- 750m:12.074″, 750- 875m:12.200″, 875-1000m:12.257″,1000-1125m:12.569″,1125-1250m:12.735″,1250-1375m:12.589″,1375-1500m:12.420″,1500-1625m:12.172″,1625-1750m:11.996″,1750-1875m:11.777″,1875-2000m:11.517″ であった。前半で潰れるのが怖くてあまりにも楽をしすぎてしまったようだ。最後の周回でスピードアップしたが後の祭りだった。

自分の出場種目が終わり,仲間のレースを観戦するためにドームの観客席に入ってみた。このドームは何回も来ているが観客席に座ったのは初めてだった。そこからみる景色は全くの別世界だった。

お昼の休憩時間に会場でコンビニで買ってきたサンドイッチを食べて,午後のレースが始まる前にドームを去った。こうしないと帰りの東名高速道路や首都高速の渋滞に巻き込まれずに済むのでやむをえない。2km個人追い抜きのカテゴリー2位の表彰は欠席することになった。

帰路の伊豆スカイラインは濃霧が立ち込めて視界が悪かったが箱根新道以降は安心して運転できた。

はてさて,次回以降の伊豆ベロドロームの訪問は単独参加になるだろうか。

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