ロープウェイで楽して登山できる,谷川岳に行ってきた。5時15分頃に自宅を出発した。三連休は好天気という予報だったが,最終日の敬老の日は関越道の前橋あたりから雨になった。まあ,こんな山行もあるだろう。谷川岳ロープウェイ駅に到着したのは8時と早い時間だ。雨具とスパッツを着けてロープウェイに乗った。一眼レフカメラを持参したが,花の季節は終わりだろうし,雨で景観も望めないので置いていくことにした。
天神平から見る谷川岳は雨雲に覆われている。天候のためもあるが,今日のコースは天神平から山頂を往復するものだ。ガイドブックには西黒尾根コースが紹介されていたが,地図ではここは名高い急登坂コースで雨の時は天神尾根を下れとある。転落事故も珍しくない難所らしい。9時に天神平を出発し,天神山へのリフトに乗らずに,天神尾根に向かって歩き始めた。
登り口からは木道が続き,楽なコースである。が,濡れた木道ではストックの石突きのゴムキャップもシューズも滑って危なっかしい。50分ほど歩いて熊穴沢避難小屋に到着した。雨も止んできてゴアテックスの雨具でも暑いので,ここで脱いで身軽になった。
ここからは急登が始まり,ザイルや鎖場が出てきた。
登り詰めて爽やかな風に押されて後ろを振り返れば,雲間に山々が見えた。どれが武尊山,赤城山だろうか。
岩だらけの路をさらに進むと,またまた鎖場の急登だ。エンヤコラ,エンヤコラと登ると背後に天神平と天神尾根が見える。1時間半で天狗の溜まり場に到着した。ここからはあと45分だ。
天狗ザンゲ岩を過ぎて,肩の小屋に到着。ここから頂上は目の前だ。
一等三角点のある標高1963mのトマノ耳に到着したのはスタートして2時間13分後であった。残念ながら視界はほとんどゼロである。3人の若者がなにやら横断幕を掲げてVTRの撮影をしている。結婚するので披露宴のプロモーションビデオを撮っていると言うこと。「美香〜,お前を幸せにするぞ〜」だって。渋るカミさんに,10分先に1977mのピークがあるとを説明して,オキノ耳に向かう。
こちらも雲の中で辺りはほとんど見えない。赤飯とマルタイ棒ラーメンでお昼をとることにした。赤飯の方は待ちきれず10分で開けてみたが,文字道理のオコワだった。なんとか腹に収めたが,次回はお握りを持ってこようというカミさんに賛同した。棒ラーメンの方は懐かしの九州のトンコツ味だった。これは今後も持ってきても良いだろう。
再びトマノ耳に戻り,誰も歩いていそうもない西黒尾根を眺めながら天神尾根を下った。
天神平に降り立ったのは14時20分をまわっていた。振り返ってみても谷川岳は相変わらず雲の中だ。
ロープウェイで駐車場に戻り,町営の「湯テルメ・谷川」温泉に浸かった。カミさんがここは一度訪ねているという。そういえば,2004年4月25日のJCRC第2戦の帰りに立ち寄っていました。17時ちょうどに湯テルメを出て,関越道に乗った。しかし,案の定,高崎からは渋滞30㎞となったので,北関東道で桐生で降りて,R50,R354を走って,それでも21時前に自宅に帰り着いた。
歩いた距離は7.8km,総時間は5時間22分だった。
そちらは月一の山行ペースですか?
谷川は今月中旬頃の紅葉の季節になるとロープウェイは1, 2時間待ちになるそうです。
鶏頂山は釈迦ヶ岳と一緒に登りますか? 月末では紅葉はどうでしょうか? そっちでは終わり頃かな?
お互いに下山は注意しよう,けっこう疲れているので。
相変わらず、アクティブですねぇ〜。
今月は結局どこにも登らずでした。
来月末に鶏頂山に登る予定ですが、それまで山おあずけです。
どっか登りにいきたいなぁ〜。