3月 072009
茨城の平潟港でアンコウ鍋を食したついでに福島県いわき市小名浜のアクアマリンふくしまに行ってきた。昨年の8月に訪ねたときはだいぶ様変わりしていた。目玉はなんと言ってもシーラカンスだろう。昨年5月にここのスタッフがインドネシアでの撮影に成功したときの展示があった。本物の標本も展示されている。右側は一部だが解剖した跡があり,鰭の骨格などを見せている。シーラカンスは生きている化石といわれる生き物の中でもっとも有名だろう。こちらは4億年前のデボン紀の魚類だ。40年ほど前に小田急線のよみうりランドで標本を見た記憶がある。
こちらは生きている脊索動物のナメクジウオだ。脊椎動物の比較解剖学では必ず出てくる生き物だ。学生時代のRomerのVertebrate bodyにも出てきた記憶があるamphioxusだ。話には聞いていたが生きている実物を見るのは初めてだ。その頃にはまだ話題にもなってなかったが,5億年前のカンブリア紀のピカイア(バージェス頁岩の化石で有名)に似ているそうだ。