三連勝クラブ・シニアチームの4月定例ツーリングは,鉄脚・健脚組限定の,筑波山でのヒルクライムだ。これまでの定例行事だとこの季節にはお花見が入っているのだが,今年は会チョさんの好みが色濃く反映されている。コースはつくば市内のショッピングモールに集合して,平沢官衙〜不動峠〜パープルライン〜風返峠〜つつじヶ丘〜湯袋峠〜フルーツライン〜不動峠〜平沢官衙,をまわってショッピングモールにもどってくるというハードなものだ。平沢官衙〜つつじヶ丘までのルートはツールドつくば と同じだ。昨日までの雨も上がり上々のヒルクライム日和だ。
9時30分集合というのに9時にはすでにメンバーの大半が揃った。かなりテンションが揚がっているのが分かる。参加希望したメンバーは45歳から80歳の12名だ。まずは元気なうちに使用前の集合写真を撮ってもらう。ショータイムを演じたメンバーは9時30分に出発した。
国土地理院近くの「だんごのたかの」で団子を仕入れた。2本でワンコイン(100円ですよ,アルミや穴あきや銅のワンコインじゃありませんヨ)で旨いとあってコストパフォーマンスは最高だ。これが登りのパフォーマンスにどう響くかはメンバーのこれまでの鍛錬具合によるだろう。
平沢官衙までの北太田の直線では早くもちぎり合いが繰り返され,到着したときには全員汗びっしょりだ。登りを控えてのエネルギー補給のだんごをパクついた。Nリーダーが残ったさくら餡を舐めて,これは旨いと評した。(食べるのが忙しくて,メンバーの団子にむしゃぶりつく様子を撮り忘れた)
桜の花びらがハラハラと散りゆく中を不動峠の登りが始まった。80歳のT翁も歯を食いしばって登っていった。
峠の頂上で一息ついてメンバーの揃うのを待った。あれれっ,誰か押してくるゾ〜。
満開の桜の元,パープルラインのアップダウンを走り風返峠に向かう。
風返峠からさらにつつじヶ丘に向かう。晴れればここから富士山がくっきりと見えるのだが。見えても眺める余裕はないか?! Kさんは来る草津ヒルクライムに向けての参加ということだがそのホィールにそのハンドルバッグはないよね〜。
つつじヶ丘のロープウェイ乗り場で一休み。ここまでがツールドつくばのコースだ。
風返峠から湯袋峠に一気に下る。ここは二輪車が禁止となったのだが,ローリング族らしきものが,邪魔だ退け退けとばかりに煽ってくる。湯袋峠からさらにフルーツラインまで下る。ここは最近になって舗装が改修され走りやすい。メンバーはついついセンターライン側にまで広がり,後ろからの女性バイクライダーをヤキモキさせた。会チョさんが注意する間もなくフルーツラインのコンビニに到着した。ここで補給をするが,何とまぁ,カップラーメンを啜るメンバーもいた。あと少しでカツ丼の待つ昼飯なのに。それで不動峠の折り返しは大丈夫かしら?
フルーツラインは追い風に乗って快調に飛ばしていく。行く手には激坂の裏不動が待っているとも知らずに。あんまり飛ばしすぎるものだから(?)画像のフォーカシングやメディアへの書き込みが間に合わない。(ちょっと言い過ぎか?)
最後の裏不動の登りだ。表に比べて1kmあまり短いと言うことはそれだけ急傾斜と言うことだ。表不動で足を着いてしまったS井さんがここで雪辱を晴らさんとばかりに飛び出していく。見事に登り切りました (^o^)。会チョさんも到着して,全員揃ったところで安全第一でお昼のかどや食堂にダウンヒルで向かった。
かどや食堂を借り切ったようになっての昼食だ。カツ丼にカツカレーをほおばるメンバーの晴れやかな顔だ。そこには一仕事を成し遂げた男の顔があった (^_^;)
満腹したお陰で下ハンドルを持つのも億劫になったがゴールまでの道のりを走り,ふたたびショッピングモールに戻ってきた。走った距離は60km,トータル時間は5時間のツーリングとなった。N川リーダーご苦労様でした。
今日のコースが鉄脚組限定コースということで,柏/我孫子から平沢官衙までの「筑波イージーコース」が併行企画された。50〜80歳までの年齢幅をもつようになった三連勝クラブ・シニアチームの今後のツーリングを考える上での企画だ。頑張るツーリングと頑張らないツーリングとメンバーの意見は多様だ。はてさて会チョさんは忙しい。