息子1号と孫2号と益子町の雨巻山に登った。ここは2003年11月にカミさんとハナ(犬)と登っているがそのときの記憶は殆どない。女子会(カミさん,嫁,孫3号)メンバーは益子陶器市に行くというので真岡駅で降ろして野郎会は10時半に大川戸登山口に降り立った。
まずは三登谷山を目指して登りを開始した。孫2号は幼稚園の年長さんだが,息子1号の薫陶を得てすでに筑波山や古賀志山に登っている。大人は孫のペースに合わせて,トウゴクミツバツツジが綺麗に咲いている路をゆっくりと登っていく。
50分ほど登ったところで433mの三登谷山に到着した。孫は下ってきた登山者に「偉いね〜」などと褒められてちょっと良い気分のようだ。
「あの赤い花はヤマツツジ」とちょっと博識ぶりを披露しながら登っていく。このペースだと雨巻山は1時半を過ぎそうなので途中でお昼をとることにした。メニューは「まるたい棒ラーメン」とカミさんが作ってくれたお握りだ。
息子1号はハイキングギアに凝っていてハイドレーションバッグから水を飲んだりしている。この雨巻山も何度も訪れているそうだ。それも単独行で。
山頂間近の岩の道を孫2号が登っていく。
登ること3時間ほどで533mの雨巻山の頂上に着いた。この時間帯では霞がかかっていてそれほど展望がきかない。息子の談によると朝早いと富士山や東京スカイツリーがみえるそうだ。息子が持ってきたセットで淹れてくれたブラックコーヒーをご馳走になる。そういえば今日はお約束のビールを持ってこなかった。
近くの展望台に上ると旧岩瀬町の向こうに筑波山が見渡せた。この展望台の脇にはエンレイソウが保護されていた。
下山は,孫が疲れてきたようなので易しいメインコースを降りることにした。孫は,疲れているかと聞くと「だいじょうぶ」と答えるものの,何回トンクスッテンコロリンを体験した。下山し始めて1時間ほどで林道に至り,さらに40分ほどで駐車場に戻ってきた。
このあとで女子会をピックアップし,ふたたび大川戸登山口にある,息子がいつも気になっていた喫茶店を訪ねた。大人は自家製のパン・ベーコンのサンドイッチを食べ,孫達はハンモックに興じた。
今日の行程は7.8km,5時間20分であった。