4月 062010
茨城県龍ヶ崎市の般若院のしだれ桜が満開という新聞の地方版の記事を読んで,桜見物に出掛けた。平日だったこともあり,人影はちらほらだった。お目当てのしだれ桜もちらほらという印象だ。見物に来た人によると,今年のしだれ桜は去年よりもかなり花が少ない,とのことだった。樹齢400年ともなると毎年頑張るのは難しいのだろうか? 幹の補修も痛々しい位だ。それでも近くで見ると一つ一つの花は若々しく綺麗だ。
早朝で,定年退職して,時間はたっぷりあるのでカミさんの推薦で筑波山下の性山寺 のしだれ桜を尋ねることにした。しかし,ここの桜はまだまだつぼみが多く,五分咲きというところだった。駐車場脇と参道のソメイヨシノは満開だった。今週末が見頃か?
さらに付近の普門寺 を尋ねた。ここは残念なことに2009年12月に不審火で本堂が焼失してしまった。サイクルトレーニングでこの寺の前はしばしば通過していたのだが,こんなことならばもっと早くに尋ねておくのだった。ここの桜は見事だった。参道脇の空き地には水芭蕉が咲いていた。境内の庭もよく手入れされていて,お茶とお菓子のお接待で迎えてくれた。桜越しの筑波山だが,電線がいかにも邪魔だ。近くの木々でホーホケキョの声がする。カミさんと老眼を凝らして探せばウグイスがみつかった。意外にも鶯色ではないが,これが本当のウグイスの色のようだ。
くる途中で太巻きと団子を買ってきたので,北条の大池 で花見弁当をつかうことにした。ここからの筑波山もなかなか良い眺めだった。