7月 212007
カミさんが孫の顔を見たいというので,上三川(栃木県)の長男を訪ねた。調べてみると,長男宅から数キロのところに下野三十三観音の第二十番札所の茂原観音があることが分かった。あいにくの雨模様だったので車で行ってみた。資料はJR宇都宮線の雀宮駅からえらく分かり難い道を歩くらしいが,長男宅からは田圃道をすんなりと行けた。田圃の端のこんもりと茂った木立に導く道の脇に観音堂の標があった。
そこから石段が始まり,その上に観音堂がある。
江戸末期に建立という堂宇は平成3年にも修理されたとあった。
ご本尊の聖観音さまは安産・子育ての守りでもある。60年に一度の開帳の秘仏ということであるが,次回はいつだろうか。
心経とご真言を,ヤブ蚊に刺されながら誦して堂宇を巡ると,千手観音,馬頭観音の石碑があった。
これで,第十二番札所永徳寺とあわせて下野三十三観音札所を2ヶ所訪れたことになる。この調子で続けてみようかと思っている。この夏にロードレーサーで日光から廻ろうと計画しているが,夏の陽射し,暑さよりもなりよりも,ヤブ蚊がたまらない。日焼け止めクリームと虫よけスプレーが必需品になるだろう。