カミさんが再び自転車に目覚めた。還暦を前にしてのんびりと自転車で「旅」をしてみたいと言いだした。何と,ヘソクリを出すから自転車を新調しようと言い出す始末だ。で,買ったのはGIANTのGreat Journeyの2012モデルだ。自分はGreat Journey 1のそのままのモデルを,カミさんはGreat Journey 2のオレンジカラーモデルをドロップハンドル仕様にして165mmのクランクに換装したものだ。前後キャリヤーと前後バーニアバッグ,前後フェンダー付きで10万円を切るというコストパフォーマンスの高さだ。しかし,ツーリング車の例に漏れず重量は13kgを越している。
自転車仲間のN堀さん夫妻がJR五能線に沿ってツーリングしたという話を聞き,日本海に落ちる夕陽,白神山地のブナ林と海の幸を求めての自転車旅を計画した。能代まではクルマで輪行して,十二湖を巡って一泊,そして鰺ヶ沢からミニ白神を訪ねて一泊してJR五能線で能代に引き返すというルートを設定した。十二湖とミニ白神へのヒルクライムがあるが,行けるだろう。
9月2日の深夜11時に自宅を出発して常磐道,磐越道,東北道,秋田道を走り能代駅に到着したのは3日の早朝7時過ぎだった。深夜割引料金で高速代は半額だったが,その分は睡眠時間と相殺されて少々寝不足だ。早朝から開店していたイーオンで朝食を食べ,ツーリングに必要な食料を買い込んだ。クルマは米代川河畔の公園にデポして自転車を組み立てて,9時に五能線ラブラブツーリングをスタートさせた。ところが,クルマに積み込んだ2台の自転車の下に置いた自分のは前のフェンダーのステーの取り付け部分が破損していた。プラスチックの部品だから簡単に破損してしまったのだ。ここらあたりは本格的なロングツーリング車とは言えない作りだ。コストパフォーマンス追求ゆえに仕方ないのだろう。で,自分の自転車は前のフェンダーを外すことにした。
米代川を渡り,始めは荷物を積んだ自転車に慣れるためにR101の歩道を走った。思ったほどにバランスは悪くないし,26インチの太いタイヤは快適だ。やがて歩道も途切れて路肩を走ることになったが,平日と言うこともあり往来する自動車は多くはない。のんびりと走る我々を追い越すクルマは大きく迂回してくれるし,対向車が来ているときはスピードを緩めて対向車が無くなるまで待ってくれてから追い越してくれる。3日間のツーリングを通してこのような思いやりのあるツーリングをさせてくれた現地のドライバーの優しさとマナーが我々をすっかり東北ファンにさせることになった。
45分も走ったところで道の駅「みねはま」で休憩した。ここまで6.6kmだったから,かなりののんびりペースだ。しかし,何とも言えないほど気持ちの良いツーリングだ。警笛の音に振り返ればJR五能線のリゾート白神が通り過ぎていく。あれに乗っての帰りを考えると楽しみが増える。バッグのGPSを取り出してみると表示が消えているではないか。またまた電池の充電不良のなせる技だ。まあ,道は一本だし,ナビがなくとも大丈夫だし,ログが残らなくても良いか。
梨やブドウ畑の中をのんびりと走って行く。日射しは強いが適度な風があり,空気も澄んでいるので気持ちが良いツーリングだ。行く手の右前方に世界自然遺産の白神山地が望める。実に気持ちが良い。カミさんもこのスピード,この景色の中でのツーリングに満足の様子だ。
10時30分に17.4㎞地点の鹿の浦展望台でまたまた一休みした。「遠くに見えるのは男鹿半島か」と言うと,カミさんが「男鹿半島にはあんな高い山はないからあれは鳥海山だ」という。どうやらそのようだ。涼風の展望を楽しんでいると鎌倉から来て青森を走りここまで来たというサイクリストに出会った。一人でのツーリングはまたそれなりの楽しみがあるのだろう。我々のようなラブラブツーリングもそれなりに楽しもう。ツーショットを撮ってもらって,旅の無事と楽しさを祈念して別れた。
R101はJR五能線のオーバーパスがそこかしこにあり,そこで旧道が漁港の街並みに導いている。時間はたっぷりあるので,そのような旧道へ入り込み相変わらずのんびりとペダルを踏んでいった。
海岸端のモニュメントを眺めながら進むと秋田と青森の県境を過ぎて深浦町に入った。眼下には真っ青な日本海があり,景勝地の岩館海岸の奇岩が間近に眺められる。
予定では十二湖に登ってから,そこでお昼を取るつもりだったが,カミさんのお腹の虫がそうはさせないと言っているという。12時20分なのでそれもよかろうと,能代から44.8km地点の十二湖駅で昼食をとった。たっぷりと汗をかいたので,ほんとうはいけない,ビールを飲んだ。焼き魚と海鮮丼にそえられたミズ という山菜は新鮮な食感だった。後の民宿ではミズのムカゴも食べることができた。
十分に休んで酔いも醒めたところで6㎞あまりのヒルクライムに挑戦した。ルートラボで見ると十二湖エコミュージアムに迂回するルートの方が斜度が緩やかなようなので行きはこのルートを通り,帰りは日本キャニオンを回る県道280号のルートを考えていた。しかし,R101から入るとすぐに10%の登りの道路標識が出てきて,青息吐息の登りとなった。後ろのカミさんを見守りにちょいちょい引き返すと海からまっすぐに登っているのが分かる。こちらは様子を見に行くのだが,見られるカミさんはうざったくてしょうがないらしい。「いいから,構わないで先に行って」と追い払われた。急な登りが終わると日本キャニオンが見えたが,再びの急坂でついにカミさんは歩いてしまった。久しぶりのヒルクライム,それも荷物を積んでの登りはさすがにきつかったようだ。
ようやく王池が見えてきてビジターセンターに到着した。再スタートから5.6kmだが50分かかった。ビジターセンターで,十二湖というが実際は33の湖があること,崩山の大崩からみると十二の湖が見えるので十二湖と呼ぶなどを学習する。センターの裏手には幻の魚イトウが養殖されていた。1m以上もあるでっかい魚体にびっくりだ。
ビジターセンターからさらに登り奥十二湖駐車場に自転車を止めて辺りを散策した。しっかりと1台100円の駐輪代をとられた。鶏頭場の池の穏やかな水面には,本物と錯覚してしまうような,周りの山が映り込んでいる。やがて十二湖を代表する青池に到着した。水深9mの湖底には倒木が透き通って見え,湖面に映える周りの木々,実物の周りの木々が錯綜してどれがどれだか分からない。万華鏡かはたまたホログラフィーを見ているような幻想的な光景だ。それほど澄んだ神秘的な濃紺色の湖だ。
ブナの自然林を抜けると沸壺(わきつぼ)の池に出る。小さな谷間から天然の水がこんこんと湧き出ている。この池の水もきれいに澄んでいる。
沸壺の池からの水が流れ出るところに十二湖庵があった。ここで抹茶を一服たててもらう。ヒンヤリとした空気が漂う中でいただく抹茶は格別だった。志を入れてくれと言うボックスにも優しさがあふれている。
駐車場に戻り,帰りは県道280号を一気に下る。途中の日本キャニオンに立ち寄った。探検家の某がアメリカのグランドキャニオンを彷彿させると言ったところから名付けられたとか。グランドキャニオンは赤茶けていなかったけ? 聞いていなければ,大雨か地震で樹木の一部が崩れて流された場所と思っただろう。
県道をグングンと下り十二湖駅に戻ってきた。そこからR101の旧道に入り小さなトンネルを抜けると今日の宿の「汐が島」があった。到着時間は4時20分,能代から58.9kmを7時間半ほどかけて来たことになる。自転車でやってきたことに驚くご主人に案内されて,まずは風呂に入って汗を流した。少し休んでいると,ご主人がクルマで日本海に沈む夕陽の見える場所に案内してくれた。森山海岸の汐が島に沈む夕陽,象岩に沈む夕陽に見とれてお腹の空いているのも忘れてしまっていた。
夕食の食卓に案内されて驚いた。隣に客人が座るのかと思ったほどに食卓一杯に料理が盛られている。お初にお目に掛かるカジキマグロの胃袋や心臓の煮付けをビールと共に味わう。胃袋はコリコリした食感だった。刺身に箸をつける間もなく,ご主人がアワビやマグロのアラを出してくれる。 とてもじゃないが食べきれない。同宿する旅人とあれこれと話をした。現地の人の話は,津軽弁に疎いために,半分くらいしか理解できなかった。それでも,料理とご主人と奥方の暖かい接待と地元の人との会話が疲れたからだに心地よく浸みこんでいくようだった。
9月4日の朝は5時に集落の起床合図が部屋のスピーカーから流れてきて目が覚めてしまった。昨晩ご主人が教えてくれた賽の河原,森山城跡を散歩しに出かけた。道端にはキカラスウリが咲き,賽の河原への階段脇にはセンニンソウが咲いていた。賽の河原には沢山の石が積まれており何やら供養の供え物も見かけた。そこからはJR五能線の短いトンネルが見え,丁度そこから朝の一番列車が出てくるのが見えた。この数メートルの長さのトンネルはJRで二番目に短いトンネルだそうだ。
自分だけ森山城跡に登って見たが,城の面影は全くなく展望も効かなかった。骨折り損で汗をかいただけだった。
民宿の朝ご飯にはハタハタの塩麹漬が供された。奥さんが骨を抜いてくれておいたので,頭からガブッといけた。干物のように見えるがとても柔らかくて旨かった。
食後は身支度を調えて次なる目的地の陸奥赤石に向かって自転車を準備した。名残惜しそうにご主人が肩を組んで写真に収まってくれた。ご夫妻の暖かさに後ろ髪を引かれる思いで(自分は坊主頭だから,カミさんの髪か)民宿を9時前に出発した。
走り始めて程なく,民宿のご主人がクルマで追いかけてきた。見れば手にカメラを入れていたポシェットを持っている。部屋のテーブルの下に置き忘れてあったという。100均で買った安物だが,わざわざ追いかけて届けてくれるとはなんともありがたいことだ。ふたたびお別れの言葉を交わしてペダルを回した。30分ほど漕いだところで白神山地を展望する駐車場で休息した。ここで出会ったサイクリストは栃木から北海道を回り,これから九州へと回る予定だと話してくれた。自転車も自分と同じGreat Journey 1であった。彼と民宿でお土産にいただいた冷えたトマト,キュウリとワカメの塩干しをともに食べた。一人で 日本一周か,スゴイものだ。
アップダウンに喘ぎながら風力発電の丘があるウェスパ椿山駅に立ち寄った。欧風リゾート地を模した施設だが,ちらっと眺めただけで先に進んだ。出てきた案内板に従って踏切を渡り,海岸に下っていくと黄金崎の不老ふ死温泉に至った。なぜ平仮名の「ふ」なんだろう? 夕陽を見ながら浸かる波打ち際の温泉が有名だ。しかし,まだ前途は長く,降りてきた劇坂を戻れば汗をかくので,ここもパスした。
宿を出て2時間あまり走った79.5km地点の岡崎海岸の岡崎天然海水プールで一休みした。レーサーパンツをまくり上げてジャブジャブと足湯ならぬ足プールを楽しんだ。水着を持ってこなかったのが惜しまれた。ここで能代で仕入れたカップ麺と民宿で持たせてくれたお握りでお昼を摂ることにした。お握りに感謝,感謝。
荷物を纏めて走り出すと直ぐに深浦漁港だ。たくさんのイカ釣りが休んでいた。
漁港の直ぐ近くには坂上田村麻呂が創建したという円覚寺が建っている。868年に再建され,北前船の船人の信仰を集めたという。ガイドブックで読むよりも遙かに立派な造りにちょっとビックリした。
円覚寺の直ぐ隣には風待ち館がある。深浦丸の1/3縮尺模型が展示され,北前船にまつわる展示,とくに有田焼き,が多い。
R101を少し下ると太宰治が宿泊した旅館を改造したふかうら文学館がある。太宰の「津軽」を読んでみようかという気になった。さらにその先の深浦町歴史民俗資料館・美術館を見学した。おきまりの町の歴史と民具の展示だ。美術館は地元在住の美術家の作品が展示されていた。
深浦町での2時間ほどの散策を終えて再びペダルを漕ぐと,大岩海岸の岩場へ渡る海の散歩道があった。ここも行ってみることにした。岩のトンネルをくぐって登っていくと深浦漁港や奇岩の景観が待っていた。のんびりの自転車旅ならではの道草だ。
深浦から1時間ほどで96.8km地点の深浦かそせいか焼き村という道の駅に着いた。夏休みも終わり,平日と言うこともあってか野外でのイカ焼きはやっていなかった。館内でパックした焼きイカがあったので自分はビールをカミさんはソフトクリームとともに食べた。肉厚のイカは二人でも食べきれなかった。思えばこの時点ではちょっと疲れが出ていたために食欲不振だったようだ。
更に45分ほどで千畳敷駅に到着した。102.6km地点である。二日で100kmを走ったにしてはちょっと疲れた。暑さとアップダウンのコースでけっこう体力を消耗したようだ。千畳敷海岸は1792年の地震で隆起して出来たそうだ。ここで今晩の民宿に電話を入れた。陸奥赤石まではあと12,3キロだろうか。
5時を少し回ってようやくのことに陸奥赤石駅ちかくの民宿「東洋赤羽」に到着した。ここでも自転車旅であることにビックリしたようだ。さっそくに風呂に入り汗と埃を洗い落とした。部屋からみる日本海の夕陽はここでもきれいだった。
夕食は昨日と比べて簡素だった。目玉料理はメバル唐揚げだ。ばっくりと口を開けたメバルは頭から骨までサクサクに揚がっていて,程よい甘さのあんかけがマッチしていた。鮎の内臓のウルカも出たが,こちらはあまり口に合わなかった。しかし,しじみ汁のシジミは十三湖で摂れた物ではないのか,粒が小さい。ここにご飯を入れて雑炊にしたらベリーグッドだった。今宵は生ビールを2杯も飲んでしまった。カミさんは重い自転車を持ち上げて手首を痛めたらしく,ジョッキを持つのも痛そうだった。この民宿は旅館のようで,ご主人との会話もビールの注文くらいしかなかった。何と言っても東北の旅の宿はこぢんまりとした民宿が良い。
9月5日の朝食は実に簡素なものだった。この朝になってカミさんが「頭痛がする,肩が凝った,胃が痛い」と言い出した。ツーリングの疲れと就寝中の冷房で体調を崩してしまったようだ。予定では県道190号を登ってくろもり館まで行き,ミニ白神を散策して,県道3号(鰺ヶ沢街道)で鰺ヶ沢駅に降りるルートを走るつもりだった。民宿の女将に「たいした登りではない」と言われカミさんも一時は走る気になったのだが天気予報は雨模様を伝えている。結局,鰺ヶ沢駅まで走り,そこから出るシャトルバスでミニ白神を往復することにした。トレーニングじゃないので無理しての(雨中での?)ヒルクライム,ダウンヒルをすることはない。
8時45分に民宿を 出発して鰺ヶ沢駅に向かった。道端の鮮魚店にはイカやタコが干してある。
鰺ヶ沢駅に着いたのは9時15分を回っていた,ここが今回の五能線ラブラブツーリングの終点となった。能代から121.8kmの道のりだった。まずはシャトルバスの切符を求め,帰りのリゾート白神の能代までの切符を買った。残念ながら列車の座席は海側は満席だった。ついで薬屋でカミさんの胃の薬を買った。ここのご主人もいろいろと症状を聴き,適切な薬を紹介してくれて丁寧に飲み方まで教えてくれた。カミさんも安心したようだ。自転車の荷物を整理してバーニアバッグをコインロッカーに入れ,輪行袋を荷台にくくりつけてシャトルバスの出発時間(11時55分)まで道の駅「わんど」の鰺ヶ沢相撲館を見学することにした。
青森県は多くの力士を輩出している。中でもの人気は舞の海だろうか。鰺ヶ沢相撲館には彼にまつわる展示物が一杯だ。
再び鰺ヶ沢駅に戻り,スーパーマーケットでお弁当を買い,自転車を輪行袋に詰め込んだ。シャトルバスが戻ってきてリゾート白神の発車まで20分しか余裕がないので,予め輪行スタイルをセットしておくのだ。
バスは30分ほどでくろもり館に到着した。案の定,途中から雨が降り出した。おまけに傾斜もそれなりにきつそうだった。やはりシャトルバスで来て正解だった。それに雨具を預け荷物から出しておいたことも。休憩所でお弁当を食べて,ブナ林の散策に乗り出した。案内人を頼むと一人1000円かかるので,フリー散策とした。
ブナ林とトチの木,オニグルミなどの葉を優しくたたく雨音の中を歩いて行く。くろもり館で長靴を貸し出してくれたのでぬかるんだ路も大丈夫だ。聴診器でブナが水を吸い上げる音を聴くが,それらしき音は聞こえない。熊の爪痕が刻まれたブナもある。
樹齢300年にもなるというブナ。張り出し遊歩道もある。森の湧きつぼではブナ林が貯めた水が湧き出ている。
2時間ほどミニ白神を散策してくろもり館に戻ってきた。一休みしているとシャトルバスが迎えに来た。
鰺ヶ沢駅に時間通りに3時25分に到着した。駅の駐輪場に置いてあった輪行袋は雨で濡れていた。山の中だけでなく麓にも雨が降ったようだ。3時46分発のリゾート白神4号「青池」に自転車と荷物を持って乗り込んだ。車掌さんのアドバイスで自転車はイベントスペースに置いた。この時間帯はこのスペースでのイベントはなかったので良かった。
指定席は海側ではなかったが海側を望めるフリーシートがあった。そこから車窓の光景を眺めながら「あそこは通ったね,あの景色も見えたね」とカミさんと話しながら,自転車旅の轍を振り返った。この後の時刻の列車では日本海に沈む夕陽が見えるだろうか。
能代駅に着いたのは5時45分,2時間の五能線の旅だった。要所要所で列車はスピードを緩めて名所を車窓から眺めさせてくれたが,自転車旅で実際に踏んだ場所の体験には及ばない。親切な車掌さんからリゾート白神のアンケートを求められた。そのお礼に乗車記念カードと栞をいただいた。ここでも暖かいおもてなしである。
自転車を組み立てて暮れなずむ能代の街を走り,クルマをデポした公園に向かった。自転車をばらすときにまたまた後ろのフェンダーのステーのプラスチックが破損してしまった。これで前後のフェンダーが使えなくなった。GIANTさん,何とかして下さいヨ。
近くの能代温泉で風呂に入り,食事をしてのんびりとテレビを見て過ごし,10時になるのを見越して能代東ICを目指した。帰りの運転はさすがに眠かったので,幾度となくSA,PAで休んでようやくのことに自宅に帰り着いた。
さて五能線ラブラブツーリングの次はどこにしようか?