10月 272014
 

月遅れとなったが41回目の結婚記念日を北海道旅行に充てた。目的は旭山動物園と北の海の幸を味わい,佐賀時代の兄弟子のNさん夫妻を訪ねることだ。例によってカミさんが,レンタカー乗り捨て料金なしの格安プランをネットで見つけてきた。羽田から函館へ,函館から大沼国定公園を巡り札幌へ,札幌から旭川の旭山動物園を訪ねて札幌のN夫妻と会食,そして小樽を観光して千歳へとレンタカーで走り回る予定を立てた。カミさんにとっては5度目,自分にとっては4度目の北海道紀行になる。そのうちの2回はカミさんとの結婚20周年,結婚30周年を記念しての旅行だった。

 

1日目(2014年10月27日)羽田〜函館

一番電車で羽田へ向かい7時50分のフライトで函館に着いた。一時間足らずのあっけないフライトだった。函館の気温は10℃を下回る初冬の気候だった。予報では明日は雪になるらしい。そのつもりで冬支度を整えてきた。

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自分は函館は初めてだがカミさんは3度目の訪問ということだ。函館でレンタカーを借りてまずは五稜郭に向かった。五稜郭は1857〜1864年に築かれたヴォーバン Vauban様式の要塞だ。2014ドイツ自転車旅行の折りに訪ねたザールルイ Saarlouisにあった17世紀のヴォーバン要塞と同じ造りの要塞だ。五稜郭の件の星形を見ようと五稜郭タワーに登る。2006年に開業したこのタワーはカミさんも初めてだ。なるほど確かに5角形だ。要塞の反対側をみると雨に煙る函館山がうっすらと見えた。果たして今晩の函館山からの夜景は大丈夫だろうか。

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要塞内を歩いてみた。石垣や残った稜堡の上にはちょっと盛りを過ぎた紅葉樹がある。要塞の中心部には函館奉行所が再現されていたが内部の見学はパスする。晴れていれば紅葉も松の緑も美しく映えただろうに残念だ。

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見学を終えてひとまずホテルにレンタカーを置いて市街の散策に出かけることにした。クルマをパーキングに入れて訪ねたのはホテルから数分の函館朝市だ。ここでお昼を食べるのだ。ガイドブックでお店を探すが,えいやっとばかりに手近の食堂に入った。お勧めを訊いたら,勝手丼だという。5,6種類の具材を自分で選んで丼を作ってもらうのだ。自分はカニほぐし,イカ刺し,イクラ,甘エビ,ホタテ,ウニを選んだ。さすがに新鮮なネタで旨かった。もっとデカイ器での丼を想像していたんだけどネ。カミさんは大満足の様子。寝不足気味なのでビールは控え目にしておいた。

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お腹が一杯になった後は函館駅前から市電に乗ってベイエリア,元町の観光に出掛けた。市電1日乗車券を買って回ることにした。函館駅はモダンなガラス張りの建物だ。

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かつての回船業者・海商の高田屋嘉兵衛の資料館はパスする。彼の関連したゴローニン事件って高校時代の日本史で習ったような記憶がある。

ベイエリアの見どころは建ち並ぶ金森赤レンガ倉庫だ。そのうちの一つに入ってみると中はショッピングモールだった。自分もカミさんもこの手のショッピングにはほとんど興味はないのでスルーする。

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表通りに回って紅葉したツタが素晴らしいはこだて明治館を覗いてみる。ここもお土産店ばかりで,ショータイムを済ませただけでスルーする。

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地図を頼りに教会,坂道,洋館の元町へ歩を進めた。八幡坂を登って函館ハリスト正教会へ向かう。この坂がTVや写真でお馴染みの函館の光景かな。教会はちょっと違った雰囲気を醸し出している。なるほどギリシャ正教の教会なんだ。外から見ただけで内部見学はパスした。

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カトリック元町教会も外から眺める。ドイツ自転車旅行でさんざん見てきた教会とはスケールがまったく違う。まぁ,歴史そのものが違うのだからねぇ,とカミさんと話しながら日和坂を下る。八幡坂よりもこっちの方が良いね。

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教会と坂の次は洋館だ。旧函館区公会堂に行ってみる。大広間は現在でもコンサートなどが催されているという。御座所は大正・昭和天皇が皇太子の時の行啓に使ったという。天井はアールヌーボー調の壁紙が貼られている。バルコニーから見る港の景色も乙なもの。大広間に戻ってみたら妙齢のご婦人がたがハイカラ衣装館で着飾って記念スナップに向かうところに出会う。「やってみる」と訊いても返事は分かっているのでカミさんには何も言わない。我々は普通の姿で,はいパチリ。

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お次は旧イギリス領事館に回ってみる。内部の見学はそれほど面白いものでもなかった。執務室に入ったらカミさんが「びっくりした〜,誰かいるのかと思った」という。見てみると子どもの背丈のユーデンス領事が港を覗いている人形だった。

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市電の末広町までブラブラと歩き,ちょうどやって来た市電に乗り,いったんホテルに戻った。雨が降りそうなので傘を持って,函館駅前のバス停に出直した。そこで函館バスの1日のりほ〜だいきっぷを買った。函館山のロープウェイは点検期間にあたっており,山頂からの夜景を見るにはバスで行くしかないのだ。

函館山の山頂についたのはまだ5時前だったが早くも眼下の街並みは夜景の支度をしていた。観光バスが続々と到着し,あたりは中国語とハングルでやかましくなる。夕暮れまで待とうにも,雨は降ってくるわ,頭越ししか写真が撮れないほどの大混雑になってきたわで,早々に退散と相成った。

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帰路のバスをはこだて明治館で降りて函館ビアホールにしけこむ。ドイツビールを思い出させるヴァイッエンなどの濃厚なビール数種を各種チーズ・ソーセージともに味わった。ここのビールはお勧めです。やはりビールは地ビールですナ。

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ホテルまでは直ぐなので,まだ使える市電・バスチケットは使わずに歩いた。後で知ったが,市電・バス共通の一日チケットもあるそうだ。カミさんは,ホテルのフロントは何故このことを教えてくれなかったのか,とプリプリ。

 

2日目(2014年10月28日)函館〜札幌

昨晩のうちに買っておいた朝食をホテルの部屋で食べる。何せ格安旅行だから航空券と食事なしホテルとレンタカーだけしか用意されてないのだ。ケチケチ貧乏旅行は慣れているのでどうってことはない。

雨の中を大沼国定公園に向かった。とにかく島巡りコースを歩いてみる。駒ヶ岳を背景にした雄大な大沼の景色を期待したのだが山は全く見えない。紅葉もとうに盛りを過ぎていた。おまけに雪だヨ,霙だヨ。冬支度はしてきたもののつま先が濡れて冷たい。手袋も毛糸じゃなくてもっとしっかりしたものでも良かったヨ。それにしてもしかし,これは立派なサルノコシカケだね。

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大沼をぐるっと回るように走り,鹿部(しかべ)温泉の間歇泉を見に行くことにした。

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間歇泉は10分ほどの間隔で吹き出すというので足湯に浸かって暫く待つことにする。目の前の櫓の下から湯煙がモクモクと湧いてきたと思ったら,ザ〜〜っとお湯が噴き出した。あまりにも人工的な環境での間歇泉なので,天然のものかどうか疑ってしまう。パンフレットによれば,1924年に発見されて以来,自然の力だけで約100℃の熱湯を最大15mの高さに噴出してる,とある。

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近くの森町でイカ飯でお昼を摂ろうということになった。オニウシ公園の道の駅「You・遊・もり」に入った。眼前の海を背景にした公園は紅葉が盛りで奇麗だがお目当ての駒ヶ岳はトンガリ頂上は雨雲に隠れてしまっている。花より団子とばかりにホタテ唐揚げ,イカ飯,味噌ラーメン,ミニ天丼を摂る。イカ飯は真空パックを解凍したヤツかな。味噌ラーメンの生麩が北海道では定番だろうか。

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近くの森ICから道央自動車道に入った。高速道路は直線が多く,周りの景色も単調このうえない。お腹の皮が突っ張り,眼の皮が弛んでくる。洞爺湖に近づくと硫黄の臭いが漂ってくる。伊達を通過したときは,2003年10月5日に結婚30周年を記念した北海道旅行でここを訪れたことをカミさんと思い出した。「伊達での学会を済ませて翌日の6日にニセコアンヌプリに登ったねぇ。」「あの時は下は紅葉の真っ盛りで,登っていくと雨から霙,そして頂上では雪になって避難小屋で待機したっけ。」と。

苫小牧までは海沿いをひたすらに走った。苫小牧の街がみえるサービスエリアでコーヒーを飲んで眠気を追っ払う。ここからは北上して内陸を札幌に向かうんだ。幸いなことに雪には遭わずに札幌に到着した。

ホテルは中島公園の近くだった。歩いて直ぐのところにキリンビール園があるので行ってみた。受け付けでは,ジンギスカン料理かカニか,と訊かれる。ビールよりもこちらの料理がメインのようだ。まずはビールで乾杯するが,どこでも飲めるビールなのでそれほどは旨いとは思わない。しかし,つまみに摂った海鮮サラダは秀逸だった。サッポロビール園やここキリンビール園ではビールは期待せずに北海道グルメをビールで味わう方を期待する方が良い。

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3日目(2014年10月29日)札幌〜旭川〜札幌

朝起きてみると外は雨だ。予報ではどうやら旭川も雪にはならず雨のようだ。昨晩,兄弟子にメールしたら「この時期スタッドレスじゃないレンタカーなんてあるのかい」とのことだったのでレンタカー会社に電話してみた。すると,函館で準備したレンタカーもすでにスタッドレスを履いている,という。なるほど,高速道路の走行が喧しかった訳だ。まあ,一安心して高速道路で旭川に向かった。しかし,旭川の手前では路肩に雪が積もっていて除雪車が数台走って除雪作業が進行中だった。昨日じゃなくて良かったヨ。

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旭川のお目当てはラーメンじゃなくて旭山動物園だ。園内にはまだ昨晩の雪が残っている。この天気で動物たちは屋外で見られるだろうか。

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タイムスケジュールをみるとペンギンとシロクマのもぐもぐタイムまではまだ少し時間がある。で,ととりの村を見て回ることにする。水鳥の展示が中心だ。フラミンゴが寒そうだ。パンフレットでは10月上旬まで野外展示ということだが,どうやらまだ大丈夫のようだ。今年の北海道の初雪は昨年よりも1週間早かったそうだ。

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ペンギンのもぐもぐタイムが近づいたのでペンギン館に行ってみた。ガラス張りの通路から見上げるとペンギンが泳いでくる。というよりも飛んで来ると行ったほうが良いか。やはり彼らは鳥なんだ,とカミさんと感心する。このような展示方式が一時は潰れかけたこの動物園を建て直したという。

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外に出るとペンギンの食事が始まっていた。キングペンギン(皇帝ペンギンとは違うそうだ)など4種類が餌を貰っている。身近で動物を見ることができる展示方式はとても良い。

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お次はホッキョクグマのもぐもぐタイムだ。自分もカミさんもホッキョクグマが目の前で泳いで餌を食べる姿を初めてみたので大興奮だ。水槽の桟を蹴って推進力をつけて泳ぐ姿が面白かった。

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外の展示はレッサーパンダ,ホッキョクギツネ,エゾシカなどなど。

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北海道産動物舎では猛禽類のワシ・タカ類が寒そうにしている。

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類人猿は室内での展示だ。だが,ここも直ぐ間近で彼らを見ることができる。チンパンジーは活発で見ていても面白く,楽しい。で,写真は撮り忘れたほど。

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動物のもぐもぐタイムも終わり,こんどはこちらのもぐもぐタイムだ。東門のレストランで昼食を摂る。自分の好きな料理を3種類選ぶというスタイルだ。なかなか美味だった。

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お腹を満たした後は,こども牧場でポニーやヒツジを見る。今日はウィークデーで子どもは見かけない。

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キリンは野外で何やらあっちこっち歩き回っている。

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カバの水中遊泳も目玉だが残念ながら潜ってくれない。

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アザラシ館もこの動物園の目玉だ。パイプの中をアザラシが登ったり降りたりする。それでなくとも丸々した体型がガラスのレンズ効果でビヤ樽のように見える。自分もカミさんも目の前でスイスイ泳ぐアザラシの足ヒレがじっくりと眺められてビックリ。

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出口に歩いていくとサルのもぐもぐタイムに当たった。昔,カミさんと上野動物園でサルの手足の使い方の行動観察をしながらデートしたことを思い出す。

この動物園のウリのひとつは手書きの看板による動物の説明だ。もぐもぐタイムでの飼育員の分かりやすい説明と共に,改めてこの動物園が博物館であることを気付かせてくれた。

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再び高速道路を走り札幌のホテルに戻る。一息ついているところに兄弟子のNさんから電話があった。Nさんとは一昨年に東京での同窓会で会っているが,奥様とは何年ぶりだろうか。長崎での学会で夫婦ともども会食したのが最後だ。

Nさんはすすき野ちかくの老舗の寿司屋を予約してくれていた。遅れてきた奥様はNさんにまつわる逸話を面白おかしく話してくれて大爆笑してしまった。N夫妻とは1978年から4年間を佐賀で過ごしたことがある。Nさんは今では病気のデパートいうくらいにあちこちを患っているが,不思議なことに元気だ。こちらのほうが先にくたばってしまいそうだ。4時間の楽しい時間を過ごして会食はお開きになった。こんどは,是非,関東でお会いしましょう。

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4日目(2014年10月30日)札幌〜小樽〜千歳〜羽田

皮肉なことに旅行の最終日にピーカンの天気になった。小樽に足を伸ばしてみようということになった。小樽は1993年に結婚20周年を記念して新潟・小樽をフェリーで往復して立ち寄ったことがある。このときはクルマに自転車を積んで来て,学会が終わったあとで7月21日,23日とカミさんと洞爺湖,富良野を走り回った。

高速道路を走ること小一時間で小樽に着いた。ICを出たところにあった新南樽(なんたる)市場でお土産を漁った。息子たちにカニ,ホッケ,イカ飯,サケ,コマイを送った。

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市場にレンタカーを置いて歩きで小樽散策に出かけた。フェリーターミナルから市街中心エリアに歩いていると散歩途中らしい紳士が話しかけてきた。小樽の歴史,現在の観光状況,冬の運河が融雪貯蔵所を担っていること,小樽市街を展望できる天狗山や水天宮などを親切に紹介してくれた。紳士と別れてメルヘン交差点の小樽オルゴール堂から堺町通りの観光地に入った。ここも周りの観光客は中国人と韓国人が占めていた。先ほどの紳士が話してくれた通りだ。

北一硝子のアウトレットを覗いてみた。東北大震災で集めていた陶磁器,ガラス器が壊れた経験をもつカミさんは,もはやガラス器には興味を示さない。自分はワイングラスに興味があるが,住居の近くにカガミクリスタルがあるから良いか,とスルーする。北菓楼(きたかろう)でサンプルのお菓子を摘み,ソフトクリームにトライした。さすがに北海道,この濃厚なソフトクリームには堪能した。

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さっきの紳士が教えてくれた水天宮に足を向けた。堺町通りから20%の劇坂を歩いて水天宮に到着した。そういえば,さっきの紳士はこの劇坂を自転車で登るトライアルを扱ったTV番組があったことを話してくれたっけ。今の自分の脚力と手持ちのバイクのギアでは登れるだろうか,などと考えながら息を切らせて登っていった。登り切った水天宮からは小樽の街が俯瞰できた。

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再び境町通りに戻り染職アトリエ Kazuを覗いたり小樽運河ターミナルでショータイムをとったりして小樽運河に歩を進めた。この当たりには100年以上前の重厚な石造りの建物が多い。これならばこの後も数百年は残るだろう。

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小樽運河に沿ってのんびりと散歩する。この夏に訪ねたドイツの川の運河とはスケールが違うものの,しっとりと落ち着いた暖かさを感じさせる運河だ。夜景を見られないのが残念だ。

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運河の倉庫の炙り焼きを看板に掲げたレストランに入った。生もの好きのカミさんは海鮮丼と貝の炙り焼きを,自分はホッケフライとスペアリブの炙り焼きのランチをとった。ホタテの炙り焼きは旨かった。新鮮なものは焼き物,煮物に限るというのが自分のポリシーだが,カミさんは生もの党だ。

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北のウォール街と呼ばれる日銀通りの日本銀行旧小樽支店の金融資料館を見学した。営業場の高い天井,金庫室に保管されたお札(サンプル),10kgの一億円の札束(サンプル)や粉々に裁断された一億円のお札の展示などにとっても興味を引かれた。ショッピングに興味がない我々にとって,小樽で一番面白かった場所であった。

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せっかくだからと小樽駅まで足を伸ばした。途中の北海道初の路線跡を見ながら小樽駅でショータイム。自分は20年前の小樽は記憶に残ってないが,カミさんの恐るべき記憶によると,小樽駅とその周りは著しく変わって新しく,大きくなったとのことだ。

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レンタカーの返却と新千歳空港での夕食タイムを見計らって,早めに小樽を後にした。

千歳空港の近くでレンタカーを返却した。走行距離メーターは780kmを示していた。自転車なら2週間ダヨ。

10年前に降り立ったはずの新千歳空港は記憶に残っていなかった。空港内の北海道ラーメン道場の一店でラーメンを食べた。ここにも生麩が載っていた。その後はお土産を漁って搭乗までの時間を過ごした。

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19時のフライトに搭乗して時間チョットで羽田に着いた。モノレール,電車,列車を乗り継いでわが家に帰り着いた。つい4時間前には小樽にいたことが不思議な間隔だ。自転車と飛行機,自動車の時間感覚がどうにも噛み合わない。かくして結婚41周年の北海道紀行は終わった。さて,50周年はどこにしようか。