三連勝シニアクラブの6月の月例ツーリングは潮来あやめツーリングだ。今回も自宅からHammerhead 8.0を駆って手賀沼親水公園に向かった。心配した天候も上々のようだ。あやめに雨は合うかも知れないが,ツーリングはやはりピーカンのほうがいい。親水公園に集まったのはいつもの万年青年たちだ。
8時ちょっと前に手賀沼を出発し利根川,新利根川と水のほとりを走り霞ヶ浦の北利根川から潮来に入ったのは11時を少し回った時刻だった。なにやら人盛りがしているので,橋の向こうをみれば昨日の朝のNHKで放映していた潮来嫁入り舟ではないか。このあやめ祭りの催しに30名の花嫁さんが披露されると言うことだ。 かつての青年たちは橋の上から指を咥えて見るばかり。
人であふれる前川あやめ園を見学した。
物知りのメンバーの話では,この園にあるのはアヤメではなくてハナショウブだという。アヤメは花弁の根元に文字通りの綾目があり,ハナショウブは花弁の根元に黄色い筋が入っている。そして,カキツバタは花弁の根元に白い筋が入っているそうだ。なるほど眼をこらせばハナショウブである。勝負あった,なんてつまらない洒落はさすがに控えられた。
ここでお昼かと思ったら,利根川沿いの香取で鰻重を食べようという話がまとまった。あやめ観賞(鑑賞?)もそこそこに香取にハンドルを切った。冷房を効かせた座敷で鰻重を食べた後は記念写真だ。ここからは追い風に乗ってスイスイと利根川を遡った。
自分は若草大橋でメンバーと別れて龍ヶ崎,牛久へと向かった。142㎞の道程を9時間かけたツーリングであった。