永遠のライバルである,あぶくま自転車工房のS田氏が主催する泉崎国際サイクルスタジアムでの第9回あぶくまカップに参戦した。天気予報ではこの地域も25℃の夏日になるとのことで,半袖・半パンツを衣装箱から出して準備した。このレース(記録会)はディスクホィールやカーボンホィールを装着すると一周(333m)について0.5秒のハンディキャップをつけると言うルールなので,全開と同様にアルミホィールで臨むことにした。今回は久しぶりにカミさんを伴っての参戦だ。と言うのも,レースを中退して山形の置賜さくら回廊の桜を愛でる趣向を取り入れたからだ。 常磐道の那珂ICから常陸太田,矢祭町を抜ける下道はカミさんにとって新鮮なコースと映ったらしく,楽しんでもらえたようだ。予定通りの8時に泉崎国際サイクルスタジアムに到着した。昨年の会は満開の桜の下で走ったが,今年は7分咲きと言ったところだ。
今日の参加者は9名と少ないのでプログラムの進行が早まり,レースのインターバルが短くなるので疲れが回復できるかどうか心配だ。冬の間の苦しかったTABATAプロトコールとパワーメーターによるパワートレーニングの室内トレーニングの成果が発揮できるだろうか。
まずはトラックを試走しながらのウォーミングアップだ。8時半の時刻だが半パンツでも寒さはまったく感じないほどの気温だ。バンクの感覚が戻ってきたところでローラーによるアップに切り替えた。EliteのQuick Motionの負荷を最小にして,汗がでるまで回した。
最初のトライアルのF1はフライングスタートでのトラック一周(333m)だ。助走は一周というから始めから意識して漕がなければならない。第二センターでバンクの上にあがり駆け降りていった。が,気持ちとは裏腹に脚は回らない。いつものことである。タイムは24”49だった。ちぐはぐな走りだったが自己ベストレコードと幸先がいい。
つぎのF2 (666mFTT) はより良い感覚で走れた。タイムは51”44でラップタイムは24”94 –> 26”50だった。この記録も自己ベストであった。ますます良い調子だ。この時刻では風は意識するほどのことではなかった。
しかし,2kmFTTのF6レースではメロメロになってしまった。疲れが全く取れてなくて,かなりの風が出てきてモティベーションが下がってきた。半分を過ぎたところで「まだ半分かぁ」,四周をまわったところで「あと二周やりたくなぁ〜い」,そして最終回は「ダメダメダメ」と胸の内で叫びつつの走りだった。結果は3’07”60でラップは28”47–>29”62–>30”96–>32”57–>33”19–>32”85と悲惨なものであった。前回は記録よりも悪かったのは言うまでもない。ここに来てパワートレーニングの3分@L6メニューをもっとやるべきだったことに思い至る。今日はF3(1kmFTT)がなかったがどれほどのタイムを出せるだろうか。お楽しみは5月7日の茨車連の記録会か。
ここまでが午前中のプログラムだ。午後は2kmのスクラッチレースがあるが,置賜さくら回廊見物に移動するのでエスケープすることになる。朝方よりも大きくなった桜花の下でお弁当をいただいた。S田夫人のご親切にカミさんと二人で「ありがとうございました」。
総合成績(F1 + F2 + F6)は262秒であった。前回は260秒だった。今回のF6のヘタレが大きく足を引っ張ってしまった。課題は疲労回復と中距離の成績アップだな。
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