茨城県小美玉市(旧小川町)の自衛隊百里基地で航空祭があると息子から誘いがあった。これには一昨年に出かけたことがある。ちょうど別の息子も休みがとれたので,4人の孫とそのファミリーで出かけた。来年に茨城空港が百里基地と共用して開港する運びになっているので周辺道路の整備などで基地周辺の駐車スペースはないとの情報であったが,行ってみるとそうでもなかった。開催の9時少し過ぎに到着したが,すでに始まっているはずのデモフライトは雲の多い天候のために中止されていた。轟音が聞こえない航空祭で幕開けしたが,ちょっと拍子抜けだ。孫たちは飛行機よりも屋台の食べ物の方に興味を引かれている。それでも午前中のデモ飛行に救難ヘリのそれがあった。
孫を肩車したり,抱っこしたりであちこちと展示されている飛行機を見て回った。飛行機のハードにはあまり興味がないので,姿をみても型がわからない。説明板にあった,東京〜大阪を11分そこそこで飛行するというのにはビックリした。
子供たちは,いとこ同士の遊びの方が良いらしい。
お昼は「佐世保バーガー」なる巨大なハンバーガーだ。これで800円。
孫たちはどうも飛行機よりも自動車らしい。タイヤの大きさにびっくりだ。
男の大人たちは,それでもあちこちと飛行機を眺めている。コックピットに座ってみたいが2時間待ちの行列だ。
午後になりようやく雲が去っていったので,轟音と共に対地爆撃などのデモフライトが行われた。最後はブルーインパルスの曲技飛行で祭りが締めくくられた。
帰りの駐車場を出るのにたっぷりと1時間は待たされ,道路に出てからも渋滞,渋滞。挙げ句の果てに道に迷ってしまい,5時間以上もかかって帰り着いた。民主党が政権を取ったが,今後もこのような自衛隊のお祭りが続くのだろうか? 来年,茨城空港がオープンしたらここの航空祭はどうなるだろうか? それにしても,8万人以上がこの祭りに参加したと言うことは,自衛隊がそれだけ認められていると言うことか? まっ,お祭り,お祭り。