11月 132006
 

子どもの満一歳の誕生日に一升の餅を背負わせて歩かせる,という行事がある。幼児がしっかりと粘り強く一生を歩いていけるように,との願いを込めてのお祝いということだ。これを二人目の孫でやってみた。初孫の一生餅はすでにこの一月に経験済みだ。幸いにもわが家には50年前に私が買った(ということになっている)木の臼があるので,両親とこちらのジジババと向うのババで,まず,餅つきをした。
そうしておいて,一升の餅(2.5kgの重さ)を二つに分けて背負わせた。孫は1ヶ月前にはすでに歩き始めていて,今回のこの負担にもちゃんと耐えた(?)。
kanade_walk.jpg
初孫も誕生前には11ヶ月で歩き始めていたので,一升餅を背負って歩くことが出来た。厚生労働省の「平成12年乳幼児身体発育調査報告書」によれば,1年4~5ヶ月で90%の子どもが独り歩きできるということだ。孫の二人はやや行動発達が早いようだ。そんなに,急がなくとも,それこと一生歩いていかなければならないんだから…
ところで,驚いたことには,この一升餅をいれているチョッキ(ベスト)のようなものと豆絞りの手ぬぐいはセットでベビー用品店に売っていた。

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