11月 232013
 

今年最後の三連勝クラブ・シニアチームの定例ツーリングは,定番となった,ときわ路ツーリングだ。リーダーはブルベで名を馳せているバリバリの若手のK谷さんだ。当初の予定では1週間前の17日だったが,直前になって,当日のマラソンイベントとコースが重なることが判明してこの日に日延べとなった。K谷リーダーが打ち立てた今回のテーマは「ときわ路パスの端から端へ,新そばを愛でつつ奥久慈パノラマラインを駆け上がる!!,チョット坂がきついけど許して」だ。走行距離は62km,総上昇高は1300mの難コースにシニア予備軍の若者(?)2名を加えた総勢14名の鉄脚の中高齢者たちが挑むことになった。

千葉県組は我孫子からの始発電車に乗り込み,取手・牛久からの茨城組を加えた一行は9時前にはスタート地点の常陸太田に到着した。

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早速に自転車の組み立てが始まる。自分は20インチのHammerhead 8.0改(オーバーホール時にブルホーンバーをドロップハンドルに交換してフロントを55Tから56Tに交換した)での参加だが果たして激坂をこの小輪車で攻略できるだろうかとちょっぴり不安だ。

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K谷リーダーのブリーフィングの後,元気なうちの勇姿をカメラに収めてスタートした。

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常陸太田駅から直ぐに里川サイクリングロードに入る。秋晴れの青空だが思ったよりも向かい風が強く,冷たい。それにスピードもチョット早いぞ。

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7kmほど走ったところのコンビニでショータイムと補給だ。K谷リーダーは初めてのリーダーで舞い上がっていたのか,目と鼻の先にあるにも拘わらず,このコンビニを見失いそうになった。「みんな,リーダーの私より先に出ないで下さい」と再スタートだ。

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町屋町で里川CRを外れて雑木林の劇坂をクリヤーして古風な建物を迂回する。変電所に使われていた建物だそうだ。M浦さんが専門の知識を披露して,「へぇー,ほぉー」と感心しながら息を整え県道36号線を走る。ポカポカ陽気の中を談笑しながら進んでいった。

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一つ目のピークに突入していくと集団はバラけ始めた。頂上で脚を休めて人数を確認する。ここまでは歩きのメンバーは出ていない。まだまだ序の口だ。県道29号線に入ると見事な紅葉で被われたときわ路の山々が出迎えてくれた。排ガスとは無縁の乾燥した空気が旨い。もう一つピークを越せば昼飯にありつける。

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予定よりも30分ほど早く金砂庵に到着したので席が空くまで少し待たされた。先週はここをスタートして西金砂神社をゴールとするマラソン大会があったという。そのために昼食の予約が取れずに今日のツーリングとなった訳だ。天もり,巻繊,満腹ランチなどをめいめいが注文して,常陸秋蕎麦の新そばに舌鼓を打つ。当然だが,自分が打つ蕎麦よりもさすがに腰がある。ここでも元気な姿を写真に収めた。

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天ぷらが胃にもたれるのは歳のせいだろうかとブツブツ自問しながら小さなピークを登り下りしていく。F井さんが先頭を切って快調に飛ばして行く。F井さんはときわ路の主の様な存在なのでK谷リーダーの信頼が篤い。県道249号線,県道322号線をひた走る。

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いよいよパノラマラインに突入だ。細かなアップダウンを繰り返す,いつ終わりが来るのか分からぬヒルクライムだ。やはり小輪車での参加は止めれば良かったかと後悔するが後の祭りだ。この辺りで足を着いてしまうメンバーも一人,二人と出てくる。籠岩を望むビューポイントで「はいチーズ」。奥久慈は紅葉の真っ盛りだ。

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トンネルをくぐった大円地には男体山に登るハイカーの車がかなり駐車している。

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パノラマラインの最高点となる長福の集落への最後の激坂を歯を食いしばって登る。小輪車の不利ではなく明らかにバテている自分だ。男体山をバックに「一足す一は,ニィー」と記念撮影。前回,水戸三十三観音巡礼でここを訪れたのは東北大震災の後の10月29日だった。その時はパノラマラインもあちこちが崩落し,男体山さえも一部が崩落していたことを思い出す。

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ここからは下りだ。もう一つピークがあるのでウィンドブレーカーは着ないで下るが日陰のコースとあって寒い。路面が濡れているのは前夜に雨でも降ったのだろうか。小輪車でのダウンヒルはチョッと怖い。途中で防寒対策のために小休止する。そこから少し下るとパノラマラインが終わった。ヤレヤレだ。

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一般道に出ると袋田の滝へ行き来する車でいっぱいだ。その脇の狭い歩道をすり抜けて久慈川に沿って走り,常陸大子の駅に到着したのは2時半を回った頃だった。予定よりも小一時間早い。

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水郡線では前の座席の話し好きの小父さんの与太話を子守歌にうつらうつらしてしまった。常磐線では常陸大子の銘酒で良い気分になった一部のメンバーが盛り上がっている。知らん顔を決め込もうにもジャージー姿では仲間と見られても仕方ない。

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6時半前に降りる駅に電車が到着した。電車を降りる背に「明日は朝練ですよ」と声が掛かる。「そんな元気はねぇヨ」

走行距離63.69km,実走時間3時間46分,総上昇量1259mのツーリングであった。ここのところ登りはトレーニングに取り入れてなかったので,今回のツーリングはくたばりました。

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(写真の一部をS原さん,K谷さんのアルバムから利用させていただきました。)

 

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