伊豆ベロドロームでの記録会(2012 Challenge The Izu Verodrome #2)に参加した。伊豆ベロドロームは日本で初めての屋内板張りの自転車競技場だ。建物は地下1階・地上3階で119m×93mの楕円形で高さは27mある。
正面入口を入ると受付がある。トロフィー・カップや使われる自転車が展示されている。
トラックは周長250mで幅員は7.5mで最大傾斜角度は,何と,45°だ。国内初の板張り(シベリア松)のトラックだ。インフィールドは2,000㎡の広さがありハンドボールコートが一面とれるようになっている。
記録会(2012 Challenge The Izu Verodrome #2)は今回が第2回目で,今後も何回か予定されている。
250m,それも板張りのトラックを走るのは初めてのことである。実は,再来週(7月7日)のCSCトラック自転車競技大会2012夏の予行演習のつもりで参加したわけだ。なにせ,45°の傾斜のトラックを走るのだからこのチャンスを逃さぬように,とばかりに。参加した種目は200mFTT(フライングタイムトライアル)と1kmTT(タイムトライアル)だ。
5時に自宅を出て常磐道,首都高,東名,厚木小田原道路,箱根ターンパイク,伊豆スカイラインを走って7時半過ぎに日本サイクルスポーツセンターに到着した。今日も箱根・伊豆の有料道路は霧が出ていた。
まずは練習時間に走ってみた。コーナーでちょっと気を緩めると45°の傾斜があるので下方に落ちて行ってしまう。それでハンドルを切って走路に戻る。こんな事を繰り返すとフラフラ走る状態になり,不安定だ。周回を繰り返すうちになんとかまともに走れるようになった。2度目の練習時間にはバンクの上を走ってみた。でホーム/バックの直線部の緩やかな角度からバンクの45°の最大傾斜角度まで上がっていくのに大きなパワーを発揮させなければならなかった。それに,何と言っても45°の角度を走るのは怖い。滑り落ちたらウェア—も皮膚もズル剥けになってしまうのだから。せいぜい,ステイヤーズラインの少し上方まで上がるくらいで,バンク最上部はとても上がれなかった。
最初の出番はハロン(200mフライングタイムトライアル)だ。バックから発走して,3周半を走って最後の200mのタイムを計測する競技だ。250mトラックなので計測スタート地点は3周目の第1センタになる。で,3周目の第2センターではバンクの上部に登って駈け下ろしということになる。
スタート地点を通過したものの頭はペダルを踏んでいるのだが脚とタイムラグがあるのが分かる。ラストの第2センターではスプリンターレーンから外れてしまう。コーナーの曲がり具合がまだ分かってないのだ。タイムは14秒047だった。昨年の同時期からくらべれば悪くはない。とは言うものの…
入りの100mは6秒943で後半の100mは7秒166だった。
次の1kmTTに向けてハンドルをDHバーに取り替える。練習してみるとなかなか行けるではないか。1kmTTではとにかくスプリンターレーンを走ればいいのでコーナーの走り方に重点を置いてを練習した。
1kmTTはホームとバックの2人の同時スタート方式だ。バックからスタートして4周してゴールだ。5秒前から秒読みが開始されるのだが,最後の1秒で腰を上げるタイミングを誤ってしまい,スタートが遅れてしまった。
スタンディングも上手くいった。スプリンターレーンも外れずに走れた。2周までは頑張って3周目でちょっとリラックスしてラストの1周でモガクつもりがそうは行かなかった。
結果は1分24秒567だった。ホームスタートの走者に完全に負けた。この記録も昨年の同時期よりもちょっと良かった。しかし…。
125mごとのラップは,15秒408(0-125m),9秒281(125-250m),9秒217(250-375m),9秒514(375-500m),10秒042(500-625m),10秒363(625-750m),10秒305(750-875m),10秒437(875-1000m)だった。最後の1周をもっと我慢しなければ…
次のためにきっちりとローラーでクールダウンをした。
今日の結果はこうなった。
お昼はいつもの豆庵で,カミさんに感謝しつつ,豆腐料理と蕎麦を食べた。