昭和46年（1971）から7年間（内1年は海外留学），新設の北里大学医学部に勤めていた。その時の同級生・遊び仲間が京橋の飲み屋に集まった。
計算機（当時はこの言葉が普通に使われていた），コントラクトブリッジ，喫茶店巡りなどなどで青春を過ごした仲間だ。計算機はミニコンに紙テープでプログラム，データを入力し，結果はテレタイプで一晩かけて打ち出した。コントラクトブリッジは大学，自宅で夜を徹して遊んだ。カミさんの教育には手が掛かったが，大事な戦力だった。喫茶店巡りは町田を中心にして，ある喫茶店に通い詰めた。この時にハワイコナ，モカ+マンデリンの味を覚えた。
みんな還暦を迎えて，孫の話，健康の話し，年金の話でジョッキが次々に空いていった。飲み終えて近くの喫茶店探しに出掛けた。
しかし，京橋，八重洲口の店じまいは早く，どこにも2次会の席はとれなかった。再会を約して茅ケ崎，海老名，新宿，牛久に散った。