9月9日〜12日,東京は都市センターホテルでXI International Congress of Auxology(第11回国際成長学会議)が開催された。小児科医,人類学者など子ども成長に係わっている研究者186名が参加し、ポスター40、口演59の登録があった。当日のキャンセルが5件あった。 こじんまりとした,といえば聞こえはいいが,学会であった。おつきあいで競馬学校の生徒の成長・成熟をテーマにしたポスター発表をした。
多少の興味を示してくれた研究者もいた。30部用意したポスターの縮小コピーは1部が残った。
それでなくとも英語を喋るのは苦手なのに,座長(きょうびchairmanと言わずchairpersonと言う。性差別になるから!?)をやらされた。インドネシアの若手の研究者と交互に司会してなんとか乗り切った。国際学会とはいえ,「なんでこんなことやってるの〜,ツマラネ〜」というのもある(#自分のポスターのことはさて置いて)。そんなスナップをしっかり撮られてしまった。
懇親会(banquet)での催しは日本情緒たっぷりの津軽三味線の出し物だった。お愛想でアメイジンググレースをやってくれた。
それにしても,この学会は日本情緒というか江戸情緒を前面に出していた。学会のポスターも抄録集の表紙は相撲だし,参加記念品は北斎の赤富士の風呂敷,エクスカーションも相撲観戦だった。