10月8〜9日に息子1号の嫁が会津磐梯山の麓の猪苗代待ちにある息子の会社の保養所に誘ってくれた。息子は仕事の都合で参加できなかったが,孫2,3号を連れてきてくれた。まずは息子宅に寄り,皆で一台のクルマに乗って猪苗代に向かった。
まずは猪苗代緑の村を訪ねた。かつて当地の産業発展を支えた沼尻硫黄鉱山関係の沼尻軽便鉄道の翁島駅舎とジーゼル機関車と客車が迎えてくれる。軽便鉄道と言うだけあって随分と社内は狭い。
いなわしろ淡水魚館を見学した。なかなかの魚種が揃っている。五能線ツーリングの十二湖でみたイトウをこの水族館では間近でみた。体長の割に頭が大きく,コブのようなものがややグロテスクだった。
館内では沼尻軽便鉄道の模型が運転されていた。立派なジオラマは沼尻軽便鉄道を語り継ぐ会のメンバーが,当時の風景を知る人たちにインタビューして作ったという。
沼尻硫黄鉱山の全容展も催されていた。孫2号はオルガンが珍しかったようだ。
水族館と特別展示を見終わって屋外のニジマスの釣り堀に脚を運んだ。孫達に竿と餌を渡して,嫁さんは「魚は一匹づつヨ。それ以上釣っちゃダメヨ。」と念を押す。釣ったニジマスは堀に戻してはいけないし,買わなければならないからだ。針の返しがないので二度ほど外れたが,二人とも見事に釣り上げた。
釣ったニジマスは塩焼きと唐揚げに調理してもらった。唐揚げは,少し生臭かったが,意外にも美味だった。
保養所について早速やったのは,卓球とマッサージ。保養所ならではの設備だ。
お風呂にのんびりと浸かって疲れを癒したあとは夕食だ。大人と同様に子どものメニューも食べきれないほどの量だ。まずは乾杯。
食後は,腹ごなしにと,嫁さんも卓球。そして孫達もマッサージ。お腹が落ち着いたところで孫とカミさんの本因坊戦が始まった。
翌日もたっぷり(過ぎ)の朝食が出た。
保養所を辞してリステル猪苗代に移動して,予約してあったツリーアドベンチャーを体験することになった。孫3号は身長が足りなくてイベントに参加できないのでハンモックで我慢してもらうことに。大人3人と孫2号は係員の説明を聞いて,ハーネスを付けていざ出発だ。まず第一陣は我々夫婦と孫2号が取りかかった。
孫2号はスタスタ,カミさんはキャーキャー,自分は慎重に。
コースの最後はターザンもどきの滑空だ。
第二陣の嫁さんも結構楽しんでいるではないか。
スリルを楽しんだ後はハーブ園の散策。結婚式場もあったが,我々にはもう用済みだろうな。
温室を出てみると広々とした畑が拡がっている。園内には巨大な十二支の彫刻が設えてある。カミさんの干支は残念ながら修理中だった。磐梯山がくっきりと見える秋空がきれいだ。
コスモス畑も満開を迎えていた。
この後,孫2号はハチに刺されて大泣き。自分も一月ほど前にお尻を刺され,その痛さに喚いた経験があるのでよく分かる。疲れも祟って寝てしまった孫2号の面倒をみる嫁さんの代わりに孫3号をフィールドアスレチックで遊ばせた。さっきのツリーアドベンチャーはこれの樹上バージョンだ。
ホテル内でのランチはハーブ園のハーブを使ったハーブランチだ。
食後に露天風呂に入って,火照った身体を癒しに川沿いを散歩した。
こんな調子の一泊二日の骨休めを提供してくれた息子1号と嫁さんに感謝,感謝。