3月 152008
吉野梅郷の散策が早くに終わったので,東京駅八重洲口からのスカイバスに乗ってカミさんとデートを続けることにした。カミさんは既に孫と体験している。つくりは2階建てバスだが,乗客は屋根のない2階で展望を楽しむという寸法だ。で,花粉対策を施してオープンカーのバスの人となった。
バスは皇居を一周しながら霞ヶ関の官庁街,国会議事堂から銀座を回っての45分ということだ。まずは,東京中央郵便局前を出発して,皇居に向かった。
戦中の近衛師団司令部庁舎は今では東京国立近代美術館工芸館になっている。逆光に映える国会議事堂を見ながらバスは走る。
と,霞ヶ浦官庁街の建物が見えてきた。左には日頃お世話になっている(?)文部科学省のビル,通商産業省,そして冷凍餃子で耳目を集めている日本タバコ産業のビルの屋上には灰皿を模したモニュメントが乗っかっている。
旧法務局本館の門構えは第一次大戦のドイツ軍のヘルメットに似た屋根を持つ。そして,桜田門に出てTVでおなじみの警視庁が見えてきた。
旧GHQであった第一生命館をみながらバスはガードをくぐって銀座に向かう。
あいにくと今日は銀座通りは歩行者天国でクルマは入ることができない。手前を曲がりビル街を走る。
そして,ふたたびガードをくぐって皇居に向かうが,ここのガードの制限高さは3.8mとスカイバスの高さと同じだ。思わず首を竦める。
重要文化財になっている明治生命館の見応えのあるコリント式柱の彫刻を見上げながら丸の内のオフィス街を 縫って出発点に戻ってきた。
この季節は銀杏並木も桜並木もないちょっと寂しい光景だが,夜はなかなか面白そうだ。
青梅観梅,お江戸見物と一日を楽しく過ごさせてくれたカミさんに感謝,感謝。
コメント,大丈夫のようですね。ありがとうございます。
丸の内界隈の変わり様はミレナリオで感じてましたが,昼間見るとはっきりとわかりました。オフィス街というイメージが相変わらず自分にはありますが,あれほどのブランドショップの品物をビジネスマン,オフィスレディースらが買うんでしょうか?
都内デート、いいなあ。
丸の内や銀座界隈は最近めっきり足を運んでいませんが
景観はここ数年で随分と変わったんだろうなと思ってました。
でもまだまだ古い建築物も現役でがんばってるんですね(^^)