修善寺での自転車トラック競技大会の帰りに故郷の姉のところに寄った。創作料理の居酒屋での料理はどれもこれも珍しいもので旨かったが,なかでも最後に出された太刀魚の漬けでのひつまぶしは最高であった。姉ちゃん,感謝,感謝。
翌日は富士川を遡って山梨,そうですJRの「週末は山梨にいます」のフレーズの山梨,の早川町に案内してもらった。この辺りは南アルプス邑という名称を使っている。もう少し北上すると日本で第2番目の北岳の登山口がある。南アルプスの麓というだけあった,空気は爽やかな緑色をしている。日蓮上人の竧さんの西に位置する早川町の雨畑は硯で有名なところです。ここが今日の第一の目的地です。雨畑湖の吊り橋で怖い思いをして,湖畔の硯匠庵を訪ねた。
館内で硯作成の体験コーナーがあったが,時間が足りなくて見送った。ウン十万円もする硯が所狭しと展示されている。カミさんはその中からゼロが一つ少ないものを買った。重厚感と渋味のあるものであるが,裏を返すとちょっと瑕疵がある。
隣のvilla雨畑で蕎麦の昼食を摂り,温泉で汗を流した。
その後で,下部温泉を通って富士五湖の本栖湖,精進湖をとおって再び静岡県にもどり富士山麓の朝霧高原に回った。ここから少し下ったところの,かつてのオーム真理教の本部の跡地に平成18年に建てられた,日本盲導犬総合センター(盲導犬の里 富士ハーネス)に立ち寄った。
盲導犬のデモの時間は過ぎていたが,館内を見学することが出来た。入り口で盲導犬が出迎えてくれた。
館内は明るく,売店や休息所も立派だ。盲導犬センターを広く知ってもらおうという姿勢が良く分かる。
元気な訓練中の盲導犬候補犬も遠くから見たが,退役犬の姿にはジーンとくるものがあった。
息子夫婦はステイウォーカーを体験して2ヶ月近くになろうとしている。そろそろお別れだそうだが,パトラッシュくん,どうか立派な盲導犬になって下さい。