水輪会のNさんの音頭取りで建国記念の日にNさん宅で餅つきが催された。当初は手賀CSCと三連勝クラブ・シニアチームの合同朝練が終わってから行うことにしていたが,朝練に集まったメンバーは5人だった。なんとかバラケずに朝練を終えてNさん宅に向かった。
開始時間になると三連勝クラブ・シニアチームと手賀CSCのメンバーとその家族らが三々五々と集まってきた。
餅米が蒸し上がる前に大根おろしとすりゴマを準備をした。料理講座に通うUさんが大根を,同じくTさんが得意のゴマすりを担当した。
臼はNさんのところに来てからで40年は経つという年季が入った代物だ。木のササクレで返しのときに指を痛めないように注意しなくては。
一臼目のスタートはまずは小潰しからだ。娘さんを連れてきたY君は実に細かい動作で小潰しをしてくれた。
本番の搗きの一番バッターは,自家製の大根ときな粉を提供してくれた,Sさんだ。腰の入った見事な搗きを披露してくれた。Tさんの返し役とのコンビがビミョウだ。
シニアチームは次々に搗き手を代わり,お後の若手が張り切る。あと何年かすると彼らもシニアチームのメンバーになるのかな。
餅搗きの音頭取りのNさんが最後を締める。
続いて二臼目が始まった。昨年は参加の途中の降雪で転倒して不参加を余儀なくされる涙を呑んだOさんのリベンジには力が入っている。続く,自転車でカナダ横断を成し遂げた,Kさんが絶妙な小潰しを見せた。
搗き手としても堂々としたKさんにFさんが交代した。口八丁のFさんもさすがに手八丁とはなかなか行かないようだ。監督と尊敬されるIさんは自転車とはちょっと勝手が違うようだ。
二臼目は,頑張って搗いたものの,どうしても米粒がダマとなって残ってしまった。周りの協議の結果,搗き終わりがよかろうと宣言された。
店内では餅も丸め作業が女衆の手で進められている。からみ餅,きな粉餅,あんころ餅,胡麻餅が次々を出来てくる。箸休めのしば漬け,松前漬け,タクアンも用意された。
メンバーの前にそれらが並べられ,いただきますを待つ間にそれぞれの口中に唾が溜まってくる。
Fさんの音頭でノンアルコール飲料で乾杯だ。
あれやこれやと話しながら,餅がみんなの腹に収まっていく。
腹ごなしにNさん宅用の餅搗きを始めた。シニア予備軍のNさんに続いてギャルたちが杵を握る。
たらふく餅を食べた後は「さぁ,これだけのカーボローディングをどこで使おうか」などと囃しながらお開きになった。
Nさん,Sさん材料提供などですっかりお世話になりました。ありがとうございます。