6月 072009
 

三連勝シニアクラブの6月の月例ツーリングは潮来あやめツーリングだ。今回も自宅からHammerhead 8.0を駆って手賀沼親水公園に向かった。心配した天候も上々のようだ。あやめに雨は合うかも知れないが,ツーリングはやはりピーカンのほうがいい。親水公園に集まったのはいつもの万年青年たちだ。

親水公園 itako-10.JPG itako-12.JPG

8時ちょっと前に手賀沼を出発し利根川,新利根川と水のほとりを走り霞ヶ浦の北利根川から潮来に入ったのは11時を少し回った時刻だった。なにやら人盛りがしているので,橋の向こうをみれば昨日の朝のNHKで放映していた潮来嫁入り舟ではないか。このあやめ祭りの催しに30名の花嫁さんが披露されると言うことだ。 かつての青年たちは橋の上から指を咥えて見るばかり。

潮来花嫁1 itako-3

人であふれる前川あやめ園を見学した。

RIMG0016 あやめ園

物知りのメンバーの話では,この園にあるのはアヤメではなくてハナショウブだという。アヤメは花弁の根元に文字通りの綾目があり,ハナショウブは花弁の根元に黄色い筋が入っている。そして,カキツバタは花弁の根元に白い筋が入っているそうだ。なるほど眼をこらせばハナショウブである。勝負あった,なんてつまらない洒落はさすがに控えられた。

RIMG0012

ここでお昼かと思ったら,利根川沿いの香取で鰻重を食べようという話がまとまった。あやめ観賞(鑑賞?)もそこそこに香取にハンドルを切った。冷房を効かせた座敷で鰻重を食べた後は記念写真だ。ここからは追い風に乗ってスイスイと利根川を遡った。

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自分は若草大橋でメンバーと別れて龍ヶ崎,牛久へと向かった。142㎞の道程を9時間かけたツーリングであった。

itako

  3 Responses to “潮来あやめツーリング”

  1. 次郎さんのブログにコメントが載るというのは、恐れ多くもあり、光栄なことでもあります。

    今日、家の庭を見ていたら、何と「ハナショウブ」らしき鉢植えがあるでは有りませんか。
    普段興味の無いものは、見えていても目に入らないものですね。
    たまたま居合わせた隣の爺さんは「アヤメだ、アヤメだ」と言い張っていましたが。

  2. 五郎さん精細な解説ありがとうございます。普段の「あやめ」という呼び方は,「もみじ」という使い方と同等のようですね。

  3. 「潮来花嫁さん」同様、数日前にNHKの園芸番組で話題となっていたので、当日は実際に潮来で確めてみました。
    なるほど、聞いたとおり一部がみんな黄色になっていて、なるほどと思った次第です。

    付け焼刃の知ったかぶりをした手前、確認のため少し調べて見ました。
    開花の順番で行くと、「アヤメ」は4〜5月頃、次が「カキツバタ」で5月頃、ついで「ハナショウブ」の6月頃となるようです。
    生息地も、「アヤメ」は乾燥に強く、過湿地は向かず、「ハナショウブ」も「アヤメ」よりは湿地に近いようですが、過湿は根ぐされをおこすということで、水を張るのは見物時の演出のためと書いている方もいます。(当日の潮来も、水は張っていませんでした。)
    最も水に馴染むのは「カキツバタ」で、幾つかの写真も水の中で咲いているものが殆どでした。
    自然の成り行きでは、それぞれ咲く時季や生息地もずれるので、実際に並べて見比べるのは難しいようです。

    という訳で、見分けるというよりは通称「アヤメ」とは「ハナショウブ」を指すもので、「潮来アヤメ祭り」のホームページでも「アヤメ」そのものというような表現で、書かれています。手賀沼のアヤメ祭りも丁度今の時季なので、朝練の後にでも確めてみようと思います。

    因みに、「ショウブ」はショウブ科(サトイモ科と分類されていたこともあるらしい。菖蒲湯に使うのはこちら。)で、上記のアヤメ科のものとは全く別種のようです。
    「ハナショウブ」とは葉の形が似ているという意味のようですが、どちらが鶏でどちらが卵?

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