三連勝クラブ・シニアチームの4月の定例ツーリングは佐倉城址でのお花見だったが(自分はイタリア旅行で欠席した),河津桜が満開だったがソメイヨシノは蕾だったそうだ。それに,ひどく寒いツーリングとなったとか。リベンジでもなかろうが,シニア仲間の水輪会(時には酔輪会となる)が印西市(旧印旛村)の吉高の大桜と小林牧場の桜のお花見ツーリング を企画した。
いつもは13時(冬季は14時)に我孫子親水広場に集まってのポタリングだが,今日は10時の集合である。集まった人数はいつもの倍以上の12名であった。いつものメンバーのFさんは急に不参加を余儀なくされたそうで,ちょっと静かだが寂しい (^_-)。H世話人のブリーフィングが始まったが,心は花見とビール(?)にと上の空。
利根川CRから,安食,旧本埜村に入り印旛沼の甚兵衛渡しの手前でTVのツール・ド・フランスで見るように,揃ってのショータイム。
吉高の大桜の手前の坂道で,うしろからの宅急便を避けて(という絶好の口実)エンヤラサと押しが入る。
樹齢三百年という大桜(山桜)の前に来てみたものの,まだ蕾が多い四分咲きといったところだ。ちょっと残念。あと数日で満開になるという予想だ。それも一日しか持たないそうだ。でも後ろの桃は綺麗です。
「どこから来たの?」「若いね〜」などと褒められ,煽てられるのは慣れっこの会員だ。この声かけがあるからツーリングは辞められない,という会員もいるかも。全員集合でパチリと撮影してもらった。
ひとしきり桜を見た後は,近くの露店で草餅や山菜ご飯の仕入れだ。ここでも妙齢の婦人(独身と叫んでいたけど)に若さを褒められて,頬を緩ませてご満悦。
やがて,大井競馬場などに競走馬を提供している小林牧場に到着。ここのソメイヨシノは満開を迎えていた。
桜吹雪が散るなかでNさんが準備してくれた太巻き,ビール,ノンアルコールビールでお花見宴会となった。
帰りは成田線沿いに布佐に出て,手賀川CRを戻り,いつものように道の駅のViaggioでコーヒータイムとなった。さっきの宴会でもこの場でも出てくる話題は,大地震の被害とTepcoの原発問題だった。
水輪会のメンバーにとってはサイクリングは遊びや趣味ではなくて生活そのものと言ってよい。このような事態の時でも自転車に乗ると言うことは普段の生活をおくることなのだ。娯楽だから自粛しなければ,というムードに押し流されてしまうということは…