1月 022021
 

新春のハイキングで土浦市の小町の館からパープルライン南側の小町山に登った。小町山の標高は361mと低いが人気のあるコースらしく駐車場には結構な台数の車があった。

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登り口までは麓の民家の前を通っていく。庭先に,丑年に因んだのか,戦うバッファロの像を置いているお屋敷があった。

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ほどなく登山口だ。山ノ神様が祀られている脇を登り始める。この先で分岐点があって左は東城寺方面とあったので「こっちじゃ戻っちゃうな」と右に進む。後になって気付いたが左を行くのが予定していた天の川コースで,右は尾根コースだった。

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登山道はよく整備されている。ここは塚田陶管(株)の私有地で地元の有志「小町里山愛好会」によって2018年に登山道,標識などが整備されたそうだ。

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暮れからどうも体調が良くなく,カミさんにおいてけぼりを喰らう始末だ。低山と侮るなかれ,このコースは意外にも険しい。大きな岩をぐるっと回ってみると水場があった。

Komachi 11 Komachi 12

この先の分岐は男坂と女坂だ。ここは迷わずに女坂を登ってしまうほど苦しい登りだった。すこし楽になったコース上に,いったんは折れて倒れた後に復活したのだろうか,奇妙な形をした木があった。この木の復活にあやかりたいものだ。

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ようやくのことに頂上の標識が見えた。頂上からは彼方にぼんやりと富士山が望めた。筑波山の姿はくっきりと見えた。

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カップラーメンとドーナツ&紅茶のランチをとった。

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頂上の脇にはハングライダー発進場があり,ここからは大きな霞ヶ浦が一望できた。

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下りはパープルラインにそって朝日峠展望公園を目指した。女坂を右にわけて急峻な下り始めはロープにつたわって降りる。

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いちど登り返してパープルラインの朝日峠展望公園の下の万葉の森に入る。森のあちこちに万葉集の歌を刻んだ石が置かれている。さらに下ったところで道祖神に出会いお参りして紅葉谷に降りる。

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すると,まさにジャンケンのグーの形した木があった。ちょっと脇道に入りおかめ岩にお目にかかる。小野小町もこんな平安美人顔だったのだろうか。

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5.9kmを実働2時間20分かけて歩いて小町の館に戻った。

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面白い山歩きだった。が,パンフレットをよく見ると天の川沢コースを登るつもりが尾根コースを登ってしまったようだ。次は別なコースにトライしてみよう。早立ちして小町の館に戻って茹でたての蕎麦を食べるとしようか。

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