3月 152008
 

カミさんがTV番組でみた青梅の街並みを歩こうかと言うのでポカポカ陽気の中を出かけた。新宿から奥多摩への直通電車に乗って青梅線の日向和田で降りるつもりだったが,そこで降りる人手のあまりの多さに驚いた。で,時間もたっぷりあるので御嶽神社に足をのばすことにした。2300円のホリデーパスの範囲なので気楽なものだ。御嶽駅のポスターには,御嶽神社へのケーブルカーは車両交換のために運休中であった。仕方ないので,上り電車でトンボ返りして二俣尾駅から逆コースで歩くことにした。電車は四季彩号という展望型の車両で,多摩川の渓谷を眺められるようにシートが配置されていた。

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観梅モデルコースの終点の二俣尾駅はそれほどの混雑ではなかった。カミさんは駅前の和菓子屋のキビ大福の幟をめざとく見つけた。同じく駅前の書店も昔懐かしい。歩き始めたのは10時半をまわっていた。

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渡る奥多摩橋の上の空は初夏と言ってもおかしくない。

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まずは愛宕神社に立ち寄ることにした。結構な石段を喘ぎながら登った甲斐があって,眼下の眺めはこれまた結構だ。

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吉野街道に戻って進むと吉川英治記念館があった。カミさんは,あなた時代劇が好きだから寄っていく,と気を使ってくれる。が,自分の好きな時代劇は藤沢周平,佐伯泰英,山本一力あたりだが… 新平家物語も宮本武蔵も読んでないな〜。となりには吉川英治の奥さん(先代か?)が開いたという茶房もあり,見事な梅が咲いている。

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吉野街道を脇にそれたところに即清寺があった。ここには招春梅という古木があるが,未だに蕾も見当たらない。しかし,庫裏の玄関口には風情のある書と生け花がある。何と読むのだろうか,無かな?

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吉野街道にもどったところの反対側の路地を入ると,なんとも奇妙な形をした松のむこうに大聖院があった。本堂の裏手には親木の梅という吉野梅郷の梅の祖がある。この梅は2代目だということだ。この寺の山門脇の梅園も見応えがある。

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マンホールの図案に感心しながら吉野街道に戻り,さらに脇に入るとそこは観梅通りである。案内板をたよりに民家の庭に入っていくと,岩割りの梅があった。若武者がこの岩に梅を突き刺して,愛する娘と別れて戦場に赴いた,という故事があるようだ。この季節にはお寺も民家も庭を開放してオープンガーデンとしている。どこの家にも梅の木がある。なるほど青梅だ。

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青梅市の有形文化財に指定されているという下山八幡神社の脇にはいくつもの梅林がある。

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中道梅園という地で昼食にした。セブンイレブンで弁当とともに買ってきたビールを飲む。幸いにもまだ冷えていて,今日の季節にはぴったりだ。隣では,歩こう会のグループがカラオケをバックに踊りだした。曲は何やら演歌のようだが,踊る仕草はどう見ても炭坑節だ。

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裏手の梅園には鎌倉梅がある。昔この辺りの鎌倉街道を飾ったという。

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次第に人通りは賑やかになっていく。青梅きもの博物館では,NHK大河ドラマの篤姫時代の衣装を展示しているらしい。ここの枝垂梅も見事である。これだけ見て博物館は素通りした。

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民家の庭先には梅ばかりではなく,昨年の秩父巡礼を思い出させる,ミツマタもきれいに咲いている。

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青梅市営梅の公園に向かう途中には天沢院がある。裏手の天神様からみる梅の公園はまだ七部咲きのようだ。

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公園は200円なりの入園料がいるという。車窓からも眺めたことだし,ということでここもパスした。入園料を払ったつもりで梅大福なるものに挑戦した。種にご注意とある。思ったほど酸っぱくなく珍味であった。

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日向和田には1時半前に到着した。7.5kmほどの道のりを3時間かけてのんびり,のんびりとビールと弁当を使いながらの半日であった。

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日向和田駅から満員の展望車の四季彩号で青梅に出ると,具合の良いことに始発の中央線電車が待っていた。

東京駅に着いたのは3時前であった。カミさんのおすすめでスカイバスに乗ってみることにした。

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