11月 182010
 

この講座も最終回を迎えることになった。ということで今日のレシピは講師のサービスでデザートに一品をおまけしたものになっている。メインはチキンフラワーで主食はパンプキンライス,デザートはヨーグルト・チーズとたまごボーロだ。例によって調理台には4人分の材料がそろえられ,米も洗ってある。で,ゆずは何に使うのだろうか,お後のお楽しみというところか。

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今日は主食のパンプキンライスから準備が始まった。来月の冬至には「ん」がつく物を食べるという古来からの言い伝えがあるとか。カボチャはパンプキンで「ん」がつくのだが,この言い伝えは日本のものだからカボチャの異名の南京(なんきん)の「ん」だ。というようなことを話しながら講師の手が動いていく。

種を取り去った正味200gのカボチャを2cm角に切る。え〜っと言うくらいに大きい。今回は煮崩れを防ぐために皮付きのまま利用する。これを2カップの米に水を360cc,それと酒を小さじ1と塩を小さじ1/2を加えて,上にのせて炊く。

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この間にヨーグルト・チーズに取りかかる。プレーンヨーグルト500gを水切りして(切るのは水ではなくホエーだが)固形にしてチーズをつくるという手法だ。 ザルにリードペーパーを敷いて,その上にヨーグルトを全部載せる。リードペーパーでヨーグルトを包み,その上に重しの皿などを載せる。ザルの下にはボールなどを置いて抽出されてくるホエーを受ける。こうして水気が切れるには一晩置くのが望ましいが,お好みのチーズの堅さもあるだろうし,今日は時間の都合で1時間ほど放置することにした。

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さて,パンプキンライスとヨーグルト・チーズが一段落したらたまごボーロの準備だ。材料は片栗粉100g,大さじ4杯の砂糖,小さじ2杯のベーキングパウダーに1, 2個の溶き卵だ。これで80個ほどのたまごボーロができる勘定だ。

片栗粉,ベーキングパウダー,砂糖に溶き卵を少しずつ加えながら混ぜていく。柔らかくなりすぎたら片栗粉を追加して調整する。これを小指の先の半分ほどの大きさに丸める。丸めたら,150〜160℃のオーブンで30分ほど焼く。

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さあメインディッシュのチキンフラワーだ。材料は鶏ささみ150g,むきエビ150g,はんぺん1枚,卵白1個,冷凍グリーンピース大さじ1,大さじ2杯の片栗粉とサンドイッチ用食パンを6〜7枚に塩・胡椒だ。

ささみはスジを取り去り細かく切る。これをさらに包丁で粘りが出るまでたたきにする。

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むきエビは尾の殻を優しく引っ張って抜き去って尻尾の中身まで使う。背わたが取ってなければ取り去る。こうして1cm位に切って,こちらも更にたたきにしておく。はんぺんも1cm角に切っておく。サンドイッチ用のパンも7〜8mm角に切っておく。サンドイッチ用ではなく普通のパンを使い,さらに耳も使っても良い。

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ささみとエビをよく混ぜて塩,コショウ,卵白,片栗粉とほんの少しの隠し砂糖を加えて混ぜ合わせる。これにはんぺんを加えて練り合わせて,最後にグリーンピースを加える。この種を小さじの大きさに取って角切りしたパンの中に落としてボール状に丸める。これを160〜170℃の油で,焦がさないように,転がしながら揚げる。ベビーリーフなどを添えて盛りつけ,食べる前に塩・コショウを振りかける。

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さて,最初のゆずはどうするかというと。種を取りながら皮のまま細かく刻んで砂糖をまぶすだけ。だが,これが絶妙な味で,大好評だった。

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そうこうしているうちにパンプキンライスも炊きあがった。炊きあがって蒸らしが済んだら,軽く混ぜて器に盛る。食べる前に胡麻を散らす。胡麻は黒ごまがカボチャの黄色に綺麗に映える。

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ヨーグルト・チーズも出来上がりだ。ホエーは500gのヨーグルトから250ccほど抽出されるそうだ。これは棄てずに味噌汁に入れたりオレンジジュースで割ったりすると美味しいそうだ。我々はそのまま飲んでみた。ほんのりとした酸味があり不味くはなかった。

出来上がったヨーグルト・チーズはクラッカー(リッツがおすすめと言うが,自分にはちょっと甘すぎる。プレーンクラッカーがいいかも)に塗って,オレンジママーマレードをトッピングして食べる。イチゴジャムはあまり好評ではなかった。

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たまごボーロも焼き上がった。うっすらと黄味を帯びて出来上がった。種がちょっと軟らかだったのか,球体にならずに自重で潰れてドーム状になってしまった。

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みんなでいそいそとテーブルに並べて,さあ,いただきま〜す。パンプキンライスのカボチャも,盛りつけてみるとそれほど大きくは見えない。カボチャの甘みと胡麻の香りがたまらなく旨い。箸休めの紅茶とクラッカーに載せたヨーグルト・チーズと,ゆずの砂糖漬けがこれまた旨い。メインのチキンフラワーのほうは,パンのカリカリの食感が新鮮な味を引き出す。たたきにしたエビのプリプリの歯ごたえが好い。フードプロセッサーを使うとベチャベチャに練り上がってしまい,かえって食感が落ちると言うが,むべなるかなである。至福の時間も過ぎ,次回の再会を期して「身近な家庭料理」講座がお開きとなった。文字通りの身近な食材で簡単にこれほどのものが味わえるとは。さて,クリスマスには前回のエビの春巻き,パイスープと今回のチキンフラワー,ヨーグルト・チーズで豪華なパーティーが出来そうだ。

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