2月 072010
 

三連勝シニアクラブの恒例行事のサバイバルウオークがやってきた。今回は当初に立ち返って,東京から我孫子を目指すコースということである。自分にとって,昨年とは逆のこのルートは初めての体験である。正月にカミさんにもお誘いの電話をいただいたので,久しぶりのランデブー参加となった。東京駅の銀の鈴に7時集合なので一番電車に乗った。自宅から駅までの2キロも歩いたので,すでにウオーミングアップは済んだことになるのだが…

銀の鈴に集まったのは20名のメンバーだった。今回は3名の女性の参加者のためか,爺さんたちの気分は高揚しているようだ。リーダー・サブリーダーの話を聞いて,まずは使用前の元気な姿の撮影だ。晴れ渡った東京駅八重洲口から10里先の我孫子駅を目指してのサバイバルウオークが始まった。
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日本橋を過ぎて閑散とした通りを歩いて行く。はやくもショータイムだ。
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1時間15分で隅田川に掛かる厩橋を渡った。ここに来て建設中の東京スカイツリーが見えるようになった。吾妻橋のウ○コビルを入れてのショットを撮る。今回のサバイバルウオークの目玉はこの東京スカイツリーを近くで見ることだ。ここから工事現場に向かった。ちょっと離れてみるとタワーの鋼材が歪んでいるように見える。なんでも,下部は三角柱(鼎と呼んでいるとか)で上に行くにつれて円柱になる設計だそうだ。この日の高さは289メートルということだから,まだ東京タワーの方が高い。再来年の春の完成の暁には634メートルになるということだ。さぞかし見上げるには首,腰が疲れて大変なことだろう。
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素朴な感じの鯛焼きを頬張りつつ歩を進めていく。木根川橋 で荒川を渡った。

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東京駅を出てちょうど4時間で柴又に着いた。ここで1時間の昼食タイムを各自でとることになった。リーダーの声に釣られて入った蕎麦屋で自分はもりを,カミさんはおかめを注文した。何年ぶりかで手打ちでない,まず〜い蕎麦を食べた。口直しとばかりに,寅さんもよく食べたという,高木屋の草団子を食べた。集合地点の帝釈天 の境内では猿回しの芸が披露されていた。周防の猿回しでは1年も直立二足歩行を訓練すると,ヒトに特有な,腰椎の前弯が生ずるという文を読んだことを思い出した。ここからのハーフコースに参加するメンバーが加わって,まずは記念撮影だ。ここまで歩いた何人かのメンバーが抜けていった。

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午前中は穏やかだった天候もこの頃になると風が強くなってきた。リーダーが連絡を取ったところ,矢切の渡しは欠航と言うことである。やむなく国道6号の新葛飾橋を渡ることにした。隣を通る常磐線は強風のためにノロノロと徐行運転をしている。江戸川土手を歩く我々も真っ直ぐに歩けないほどのひどい風であった。

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松戸に入り,一度は走ってみたいと思っている,松戸競輪場脇を通って旧水戸街道に入った。そこでエネルギー補給の豆大福なんぞを食べる。自分も腰が疲れてきたし,カミさんも腰痛緩和の痛み止めを飲みながら黙々と歩く。コンビニで小休止しても大して疲れは取れない。思わず駐車場の縁石に座り込んでしまうが,立ち上がりが辛い。北小金,南柏,柏,北柏と交差点が教える常磐線の各駅停車の駅名を読みながら手賀沼の夕日と競争しながら歩いて行く。途中で地元のメンバーが三々五々と抜けていく。

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柴又から歩きを再開して4時間半にしてようやく手賀沼が見えてきた。暮れなずむ夕日を背景に記念写真を撮る。強風が幸いしてか,夕日の彼方に浮かぶ富士山が望めた。
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東京駅を出発して10時間で5時20分に我孫子駅に到着した。ここから10分ほど先のメンバーの寿司屋で,前半ハーフコースのメンバーとも再開しての懇親会が盛り上がった。

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GPSデータは41.3キロ,9時間58分を示していた。しかし,東京駅を出るときにビル街に邪魔されて衛星信号がなかなか捕まらなかった。で,15分ほどロスしているので1キロをプラスして42.5キロというところだろう。マラソンのトップランナーや我々の自転車ならば2時間そこそこでしょうけど。今回の辛さからしてみると,さてさて,来年は完歩できるだろうか。皆様,お疲れ様でした。(一部にNさん,Kさんの写真を使わせていただきました)

10東京サバイバルウオーク

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