5月 102014
 

三連勝クラブ・シニアチームの定例ツーリングは新緑の野州路(栃木路)をめぐりヒルクライムと蕎麦を楽しむという趣向だ。リーダーのK祝さんはK谷さんと一緒にこのコースを試走しているそうだ。新鹿沼から葛生までの70kmを走り,その間にトータルで700mあまりの坂を登るコースだ。ヒルクライムの前宣伝が効いたか,参加者は6名という少数精鋭となった。

カミさんに駅まで送ってもらって常磐線の二番電車に乗り,柏でリーダーのK祝さん,S名さん,ヤングY口さんとと合流した。リーダーから,K谷さんはドタキャンだ,という話があった。これで,ちょっと寂しい,5人の参加者となった。東武野田線で春日部まで行き,新鹿沼方面の東武伊勢崎線の電車に乗り換えた。この最後尾車両にもう一人のメンバーのI田さんが北千住から乗っているはずだ。相席になった若者は自転車オタクと新米自転車乗りで,車内で自転車談義が花開き,退屈せずに車内の時間を過ごせた。

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新鹿沼には9時前に着いた。無事にI田さんも合流した。早速バイクを組み立てて,長丁場に備えての腹ごなしだ。駅の案内板を見れば,明日がさつきマラソンになっている。そうか,いつかはこれに当たって鹿沼の市街地を抜けるのが一苦労だったなぁ。準備が出来たところでリーダーのブリーフィングだ。S名さんの提案で,初めは予定に無かった,ジャパンカップのコースの一部も試走することにした。まずは5人揃って元気な姿をパチリ。

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県道293号線を市街地を抜けて走り出したが,ヲイヲイ,速すぎるんじゃないかい。なんでもI田さんが帰宅時刻に制約があるそうだ。JR鹿沼駅前を通りジャパンカップコースに乗り入れた。ジャパンカップの最終回コース(萩の道を通らない)を登りつめてスタート/ゴール地点に着いた。そこで1996年のジャパンカップの記念ペイントの上で全員の写真を撮ってもらった。ここは1990年の世界自転車選手権では三浦恭資や市川雅俊が活躍したコースだ。当時のスタート地点は鹿沼市の厚生年金休暇センタ−(現在はニューサンピア栃木)近くだった。自転車を始めたばかりの1991年にカミさんと友人の3人で当時のスタート地点に立つ記念碑を見て,前年の世界選手権コースを走ったことを思い出した。90年の世界選手権コースは現在のジャパンカップとは逆回りのコースだった。皆さん,まだまだ元気だ。このあと鶴カントリーコースを軽快に下り田園風景豊かな野州路を走った。

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鶴カントリーを過ぎて再びR293を走り県道22号線(新里街道)に入り,更に分かれて県道149号を走る。ここでY口さんが「男体山がきれいだから写真撮りましょう」と言うので見れば畑の向こうに雄大な男体山と優雅な女峰山に挟まれて大真名子,小真名子が望める。ここでもパチリ。

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県道149号線から県道70号線に入って直ぐに文挟(ふばさみ)駅脇の踏切を渡ってR121を走る。ここが徳川家康没後に日光東照宮に幣帛を奉献する勅使が通った(日光)例幣使街道だ。街道は倉賀野宿(高崎市)から伊勢崎,太田,足利,佐野,栃木,鹿沼を通って日光に続いている。とくに鹿沼から日光の区間には杉並木が残っている。その杉並木を軽快に走るメンバーだ。

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杉並木が途絶えたところで脇道に入り田圃の中を走った。が,ここでリーダーがコースを見失って,他のメンバーはしばしのどかな風景を愛でる。

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やがてコースも判明して休息地点に予定されていたおもん店にとうちゃこ。店(たな)の名は先々代のお婆ちゃん(おもん)に由来するそうだ。

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粟野方面に向かうはずのコースを再び見失い住宅地に入り込んでしまった。通りかかった郵便配達人に道を聞いて,とにかく鹿沼市街に向かうことにした。スタート地点のR293の新鹿沼駅前に戻ってきたわけだ。そこから仕切り直して粟野方面に向かい出流山満願寺を目指した。R293から粟野方面への県道15号線に曲がると間もなく予定したコースに出会い,リーダーはヤレヤレと一安心。

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県道15号線から県道32号線に曲がると大越路峠へのダラダラ登りが始まる。前回の栃木路ツーリングでは大越路トンネルを使わずに旧道に入って峠を攻めたのだが,今回はトンネルを利用したのでそれほど辛くはなかった。トンネルを抜けてルンルン気分でダウンヒルを楽しんでいると携帯電話が自分とI田さんに掛かってくる。S名さんからで「行き過ぎですよ」。県道32号線から寺坂峠への道に入りヒルクライムが始まった。初めはK祝さんが先導しI田さんが続く。やがて自分,S名さんとY口さんが追い越してバトルが始まった。スピードは10km/hをキープしていく。Y口さんが苦しそうだが,S名さんが自分の脇に出てプレッシャーを掛けてくる。コンディションを悟られないように苦しい呼吸をひた隠しながら登る。やがて寺坂峠を越してダウンヒルが始まる。ここは慎重にいかないと蕎麦にありつけないゾ。峠を降り立ったところは数年前に孫達と泊まって遊んだ栃木市の出流ふれあいの森だ。待つことしばしK祝さんとI田さんが降りてきた。揃ったところでお昼の蕎麦だ。

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ある民宿に入った。3人と2人に分かれて蕎麦と天ぷらを注文した。すぐに天ぷらが出てきて,ついで蕎麦が出てきた。が,蕎麦は縮んでプツプツに切れた蕎麦だ。まず箸で取るとグニャグニャだ。口に入れるとどうしようも無い食感だ。まるで歯ごたえが無い。コシがどうのこうのという以前の歯ごたえのなさだ。たくさん作りすぎて冷凍しておいたものを解凍して出してきたのではないかと思うような蕎麦だ。かつて行列のできる「いずるや」や満願寺の信徒会館で蕎麦を食べたことがあるが,当店の蕎麦は全く違うものだ。自分も,下手くそだが,蕎麦打ちをやるが当店のこれほどマズイ蕎麦は自分の初回の体験に匹敵するものだ(現在の腕は,すくなくともこの蕎麦よりも上だ)。リーダーが試走したときは別の店で食べたそうで,この民宿は初めてのトライだとか。

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I田さんは帰宅時刻が心配そうだがせっかくここまで来のだから満願寺にお参りすることにした。S名さんは納経帳を持参して来ていて朱印を貰う。自分が坂東三十三観音札所巡礼で第十三番札所のここ出流山満願寺を訪ねて朱印をいただいたのは2008年5月4日のことだ。そのときは栃木駅まで輪行してここまでBD-1で汗ビッショリになって登ってきたことを思い出した。

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参拝が済むと出流川に沿ってしばしのダウンヒルを楽しんだ。さぁ,今日のツーリングを飾る最後のヒルクライムは県道202号線の立木地蔵尊前の18%の激坂だ。眼下に石灰岩採石場を見ながら件の激坂をクリヤーする。再びダウンヒルが始まるが,ここはダンプカーの往来が激しいので慎重に慎重を重ねて下った。県道123号線に入ってからは緩やかなダウンヒルでその上に追い風だ。快適な走りが終わって東武佐野線葛生駅に到着したのは3時前だった。電車の発車時刻までには十分な時間があったので新井屋の味噌饅頭を買いに葛生市街へと少し戻った。自分は潰し餡と白餡を2個づつ買った。ラッキーなことに白餡は本日最後の饅頭だった。K祝さん,S名さんゴメンナサイ。

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時間がたっぷりあるのでバイクも余裕を持って撤収できた。

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電車が動き出すと皆さんはツーリングの無事を祝って乾杯だ。ほろ酔い気分が醒めた頃に館林で東武伊勢崎線に乗り換えた。I田さんはここから特急を利用したが,我々は普通電車で久喜で乗り換え,春日部でまたまた東武野田線に乗り換えて柏に戻った。柏でK祝リーダー,S名さん,Y口さんと分かれて常磐線に乗って6時半に牛久に戻ってきた。朝はカミさんがクルマで送ってくれたが,帰りのお迎えはなかったので,バイクを組み立てて自宅まで自走した。

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本日の走行距離は78km,実走時間は3時間30分,消費カロリーは1,900kcalであった。

(一部の写真はI田さんのアルバムのものです)

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